2009年02月16日更新

#340 『モトリー・クルーのディザスター! アルマゲドン危機一髪?』


モトリー・クルーのディザスター

『モトリー・クルーのディザスター! アルマゲドン危機一髪?』

2/21よりシアターN渋谷(レイト)にて
配給会社:東北新社
(C)Dream Entertainment, Inc. All Rights Reserved.




『アルマゲドン』をメインに、『ツイスター』などのディザスター・ムービーや
SF映画をパロディ化したクレイアニメーション映画。


とにかくオゲレツだ。
冒頭からいきなりグチョッ!


“クレイアニメってこんなグロイ表現が可能なんだ!”と新たな発見に喜ぶ。


本作はその後も容赦がない。
車で人をひき殺し、頭を吹っ飛ばし、体を引き千切る。


モトリー・クルーのディザスター


バイオレンスだけでなく、エロ描写も激しい。


個人的には、バカ映画として見られたから許容範囲内だったけど、
粘土とは言えかなり過激なんで、鑑賞の際は要注意。


ちょっとの暴力や性描写で、
すぐにPG-12とかR-15がつくのにはあまり賛成出来ないと思っているけど、
この作品のR-18は妥当な審査ですわ。


物語はモロ『アルマゲドン』をなぞっているんで、
もしも見るのなら『アルマゲドン』の鑑賞は必須かな。


あと、タイトルには“モトリー・クルーの”って冠がついている。


モトリー・クルーはハードロック/ヘビーメタルを代表する大物バンドだ。


メタルが好きなんで、高校時代に浴びるほどモトリー・クルーを聴いた。


特にアルバム「Dr.Feelgood」('89)は、名盤中の名盤だと思っているし、
未だに聴けば血が騒ぐ。


92年に、いきなりボーカルのヴィンス・ニールが解雇されてから、
急速に興味を失ってしまったんだけど、今ではヴィンスも戻り、
2008年にはオリジナルメンバーとしては11年ぶりとなるニューアルバムを発表している。


そのニューアルバム「Saints Of Los Angeles」を聞いていないという不届き者なんですが、
この映画が見たいと思ったきっかけは、モトリー・クルーだった。


しかしながら、タイトルとは裏腹に、モトリー・クルーはちょっとしか出て来ない。
勿論、クレイで登場し、本人たちが声をあてているんだけど、
これがちょっとがかりでござんした。


モトリー・クルーのディザスター


何にしても、明らかに万人向けの作品ではない。
『ホステル』や『ランボー最後の戦場』を見ながら、肉やマグロが食べれる方は是非。


<余談>
去年の10月に来日したDef Leppardの来日公演のリポートが掲載されている
「Burrn!」を立ち読みした際、パラパラっとページを捲ったら、
モトリー・クルーのギタリスト、ミック・マーズの写真が目に留まった。


その凄まじい容貌に愕然。
そのまんまでホラー映画に出れるよ・・・

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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