2008年04月04日更新

『クローバーフィールド/HAKAISHA』取材記

こんにちは。伊藤Pです。


昨日UPしようと思ったのですが、忙しくて無理だった。


もう2日前になりますが、『クローバーフィールド/HAKAISHA』の取材をした。
プロデューサーのJ.J.エイブラムスと監督のマット・リーヴスだ。




クローバーフィールド
『クローバーフィールド/HAKAISHA』
4/5よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて
配給会社:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
(C)2008 Paramount Pictures. All rights reserved.



今回の取材は質問にヒネリを加えなくてはならなかった。
作品のテイスト上、ネタバレは厳禁。
見ていない人への配慮がいつも以上に必要だったからだ。
だけど、取材する側としては数々の“謎”を直接問いたい。


その辺のジレンマを抱えつつ、取材した。


まずはJ.J.エイブラムス。


物静かなJ.J.
やあ、僕はJ.J.。でも雑誌じゃないよ。




本作の仕掛け人だから、このプロジェクトの経緯についてをメインに聞いてみると、
インスパイア元、インターネットで様々な周辺情報を流した理由を語ってくれた。


続いて、マット・リーヴス監督。
これが強烈だった。


おしゃべりマット
ハーイ!僕、マット。強烈よ!




どうやら伊藤Pの取材が最後のようで、テンションが高い。


満面の笑みを浮かべながら、甲高い声で、
「ハァ−イ!!!ナイス・トゥー・ミーチュー!!!!」と発しながら、
握手を求めてくる。


席に着くと、これまた最後なのでハイテンションな通訳さんと一緒に、
『未知との遭遇』のチャラララララァ〜というあのフレーズを、
何度もデカイ声で歌い上げる。


明らかにハイだ。
長時間のフライト、時差ボケ、イベント出席、記者会見、個別インタビュー・・・
そりゃ、疲れるし、ナチュラルハイになるわな。


で、時間が無いから即質問。
すると口から出てくるのは愚痴、愚痴、愚痴、愚痴、愚痴。


最初はやりたくなかった
撮影が大変だった
まるで死人のような日々を過ごした


早口でベラベラベラベラベラベラベラベラ×100


この通訳さん、いつもかなり「ロスト・イン・トランスレーション」な方なので、
「もう少しちゃんと訳して欲しいなぁー」と思うことが多々あるのですが、
今回はそのハショリがある意味要約になってくれて、丁度良かった。


多分、正確に全部訳したら3問ぐらいしか質問出来なかっただろう。
それぐらいマット・リーヴスは喋った。


残り時間5分ですという指示が出され、
最後に映画の鑑賞ポイントを問う。


マットは5分以上喋った。


通訳さんが訳してくれて、これで終わりと思ったら、
また話が続いちゃって、ベラベラベラベラ・・・


後ろを振り返ると現場担当の方が指でバッテンマークを出している。


「いや、これは不可抗力だろ・・・・」


そして、このマットが最後に話した内容がすごかった。
“HAKAISHA”が一体なんであるかを紐解く重要な内容だった。


既にJ.J.とマットのインタビューは「映画最新ナビ」にUPしているが、
流石にこのマットの発言、公開前の現時点では掲載できない。
なので、公開後に【裏部屋】にて取り上げようと思う。


超重要情報を得たところで、取材終了。
5分以上オーバーしていた。


終わった瞬間、マットは大喜びだ。
マシ・オカになっていた。


因みにマットは現在、恋人とLAで暮らしているらしい。
このお喋りに付き合える恋人はツワモノだな。






『クローバーフィールド/HAKAISHA』
J.J.エイブラムス インタビュー 本作の本質、捉え方がわかる!
マット・リーヴス監督 インタビュー 超ウルトラ大ヒント有り!!

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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