「イントゥ・ザ・ブルー」という映画がある。昨年の11月にひっそりと公開され、ひっそりと上映が終わった作品で、カリブ海に眠る伝説の財宝を求める若者たちを、サスペンスフルに描いた海洋アクションムービーだ。
主演はジェシカ・アルバ。ジェシカ・アルバである!
「シン・シティ」の腰振りで、伊藤Pを爆烈悩殺してくれたクビレ女優だ。
公開当時たまたま手にした「SPA!」に掲載された本作の紹介記事では、「注目の女優ジェシカ・アルバが全編ビキニ姿で登場!」と書いてあった。
見たい!見たい!!見たい!!!
ということで、劇場ではなく、先日、ビデオで見た。(だって、上映館、としまえんだよ。行かねぇーよ!)
ビデオのパッケージもビキニ姿のアルバちゃんがドォーン!と写っている。
テープをデッキに挿入し、本編が始まるまでの間、頭の中は「ジェシカ!水着!ビキニ!クビレ!」のカルテットが鳴り響く。
期待を“頭”に膨らませ、いよいよ本編スタート!
冒頭から数分後、美しいカリブ海に、美しいビキニを身にまとった、美しいクビレ・アルバが登場!うーん、たまらん、たまらん。
こんなアルバちゃんをずぅーと見ていられるとは、なんと幸せな気分を味わえる至福映画!この企画を立てた奴、エライ!!
などと喜んでいるうちに物語は中盤に差し掛かる。そこら辺りで伊藤Pはある異変に気付いた。
もう一人の重要女性キャラはその後も水着姿で頻繁に登場するのだが、どうもアルバちゃんの出番が少ない。
例え出てきてもシャツにジーンズ姿。恋人役のポール・ウォーカーとの濡れ場もイマイチ冴えない演出。
クビレはどうした!ビキニはどうした!!
中盤から後半に至っては、もうポール・ウォーカーの裸体!裸体!裸体!ポール・ウォーカーの“俺の筋肉見てくれよ”映画へと変貌を遂げる。
アルバちゃんも終盤活躍するけど、やっぱりシャツにジーンズ姿。
あれ?これってひょっとするとポール・ウォーカーが主演の映画なの!?
ポスターもビデオのパッケージもポールよりジェシカが前面に立ってただろう!ジェシカの方がデカかっただろう!!<パッケージ>
ポールの裸なんかみたかねぇーよ!ポールのイメージビデオなんか期待していないよ!!ロングショットで見るとダウンタウンのまっちゃんにしか見えないんだよ!!!
アルバちゃんのクビレはどこだ!
アルバちゃんのビキニはどこだ!!
おーい!!こらぁー!!!どういうことだぁー!!!
JAROに訴えるぞ!!!!
この映画はストーリーとか他のキャストとかどーでも良いの!この映画の存在意義はビキニ姿のジェシカ・アルバなの!!それを見るための映画なの!!!
なのに。。。
なのに。。。
酷いじゃぁ〜ないかぁ〜!!!
伊藤Pの欲求を満たしてくれなかった「イントゥ・ザ・ブルー」は、クソ映画だぁ〜!!!!!
翌日、この話を会社の女子にしたところ、「映画の見方間違っていませんか?」と諭されました。
はい!間違っています!!!
:注:伊藤Pと同じような期待をしなければ、「イントゥ・ザ・ブルー」はクソ映画ではありません。。。
■■ハイ。。。
■■面白いです。。。(ボソっ)
■■ポール・ウォーカーかっこいいっすっ。。。(ボソボソ) |