▼最新記事2012年02月03日up!

裏#88 『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』

荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE


『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2012年2月4日より新宿ピカデリーほか全国にて


2010年8月にUPした『KING GAME キングゲーム』以来、
実に約1年半ぶりとなる【裏部屋】行きの作品。


このところ、感性が合わなさそうな作品はなるべく避けてきた。


例え、面白くなくても、
「どんなに駄作でも、必ず良いところがあるから、そこを見るようにしなさい」という
淀川長治先生の教えに則り、そうするように努めてきた。


故に、【裏部屋】行き作品が激減していたのですが、
掴んでしまった・・・。


見る前から「危険臭」が漂っていた。
自分の嗅覚に間違いはなかった。
でも、まさかここまで酷いとは思わなかった。


何がどうつまらなかったのかを語ることが出来ない。


ここをこうすればもう少し面白くなるんじゃないの?
とかいうレベルじゃない。


全てにおいてつまらなかった。
どうしようもなく退屈だった。
時間の無駄とはこういうことかと思った。


どうやらコメディらしんだが、クスリとも笑えない。


林遣都、桐谷美玲、小栗旬、山田孝之、城田優、片瀬那奈、安倍なつみ、
徳永えり、井上和香、浅野和之、高嶋政宏、上川隆也・・・


豪華キャストを揃えれば良いってもんじゃない。
キャストの無駄遣い。


カッパや星に扮した小栗旬、山田孝之の勇気と努力とノリの良さも水泡と化す。


荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE


途中、カッパが、この映画の残り時間を告知するシーンがあるんだけど、
「まだそんなにあるのか・・・・」と絶望しちゃったよ。


この作品が言わんとすることは、わからんでもないが、
そんな説教じみたものは、40手前のオッサンにはこれっぽちも響かねぇ。


ちゅうか、内容は既に忘却した。
それぐらいどうでも良かった。


原作が好きな人やドラマにはまった人は、楽しめる作品なんですかね?


シュールな世界観が売りのようだけど、
この映画が約160もの劇場で全国公開されちゃうことの方がシュールだ。

2012年2月10・11日 公開映画

■ドラゴン・タトゥーの女

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製作国アメリカ(2011)
ジャンルスリラー/サスペンス
公開日2012年2月10日
劇場情報TOHOシネマズ日劇ほか全国にて
配給ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント


■フラメンコ・フラメンコ

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製作国スペイン(2010)
ジャンルドキュメンタリー
公開日2012年2月11日
劇場情報Bunkamura ル・シネマほかにて
配給ショウゲート


■はやぶさ 遥かなる帰還

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製作国日本(2012)
ジャンルドラマ
公開日2012年2月11日
劇場情報全国にて
配給東映


■タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

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製作国カナダ(2010)
ジャンルホラー|コメディ
公開日2012年2月11日
劇場情報ヒューマントラストシネマ渋谷にて
配給アース・スター エンターテイメント


■逆転裁判

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製作国日本(2012)
ジャンルドラマ|スリラー/サスペンス
公開日2012年2月11日
劇場情報全国にて
配給東宝

▼最新記事2012年01月27日up!

#643 『J・エドガー』

J・エドガー


『J・エドガー』
2012年1月28日 より 丸の内ピカデリーほか全国にて
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.


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1924年に任命されて以来、1972年にこの世を去るまで、
FBI(アメリカ連邦捜査局)の初代長官であり続けた男、
ジョン・エドガー・フーバーの人生を綴ったクリント・イーストウッド監督最新作。


J・エドガーは、就任当時のカルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで、
8代の米国大統領たちに仕え、FBIを今のような影響力を持つ巨大な組織へと発展させた人物。


エドガーは、ジョニー・デップ主演、マイケル・マン監督による実録犯罪ドラマ『パブリック・エネミーズ』にも登場。
エドガーは、強盗デリンジャーを捕まえれば、FBIを強く市民にアピールできると考え、
デリンジャーの逮捕に躍起になる(実際には射殺)。


『J・エドガー』にもこの辺の下りは出てくるが、
併せて鑑賞すると良いかもしれない。


『パブリック・エネミーズ』では、エドガーをビリー・タラップが演じていたが、
今回は、レオナルド・ディカプリオが、特殊メイクの力を借りつつ、
野心に燃える20代から、老獪な晩年までを熱演している。


J・エドガー


この他、エドガーの秘書を長年務めたヘレン・ガンディーを演じたナオミ・ワッツ、
エドガーの右腕であり公私ともに深い関係にあったクライド・トルソン役のアーミー・ハマー、
エドガーに多大なる影響を与えた母親に扮したジュディ・デンチ、
FBIにとって大きな転機となった誘拐事件の当事者である、
伝説の飛行士チャールズ・リンドバーグ役のジョシュ・ルーカスなど、
豪華演技派俳優を配している。
(アーミー・ハーマーは、昨年、マリファナ所持で逮捕されて一晩留置所に拘留されたそうな→不起訴処分)


J・エドガー


安心して見ていられる役者たち、
時代を行き来しながらも全く混乱をきたさない巧みな編集、
スタンダードな方法をとりつつ、時に流れるような動きをみせるカメラワーク、
細部にまでこだわった美術と衣装、


重厚なセットとロケーション、見事なメイクアップとCG、
シーンにマッチしたスコア(イーストウッド自ら作曲)と、
流石はイーストウッドと言いたくなる様な老練な演出が光りまくる。


しかしながら、巧いからといって、
必ず心に刺さるかというと、そうでもないのが映画の難しいところ。


エドガーは、現在に至るまで最も長く政府機関の長を務めた人物。
なぜ、半世紀にも渡り、しかも死ぬまでその座に君臨することが出来たのか?


その理由が解き明かされるわけだが、まぁ、汚いことしなければ無理ですよね。
その辺は大分興味深くはあるんだが、脅迫、圧力なんてのは、この手の世界では当たり前でしょう。
(それでもアメリカ大統領を脅すってのは、流石に凄いと思うが・・・)


エドガーが活躍していた頃、まだ生まれてもいなかった日本人である自分にとっては、
時代的にみても、国家的にみても、エドガーはやっぱり遠い人物だ。


J・エドガー


更にエドガーの私生活は謎が多く、本作で今までグレーだった部分が明らかになるわけだが、
マザコンチックな母親や同性愛的なクライド・トルソンとの関係など、安易に踏み込めない。


母の期待に応えようとするがあまり、権力に溺れ、
その地位を維持するためには、手段を選ばない強欲さを持つ一方で、
強迫観念に囚われ、猜疑心を募らせる哀しき男には、あまり共感できるところがなかった。


結果、「エドガーって、孤独な人だったのね」ということを知るに至り、
なんの感動も得られぬまま、劇場を後にする。
そんな作品でした。


J・エドガー


『パブリック・エネミーズ』も同じような感じだったんだけど、
パンピーである小生は、権力者、犯罪者が主人公の実録人間ドラマで、
心を揺さぶられることはあまりないようだ。
(そういえば、『アビエイター』もそうだったなぁ)


まぁ、『J・エドガー』に関しては、
イーストウッドは、いつもながら人間の持つグロテスクな部分を引き出すのが好きなんだなぁー、
という感想もあったけどね。
(ここで言うグロテスクは、エロ・グロのグロではない)


最後に、本作にリー・トンプソンがワンシーンだけ出ていた。
エドガーがジンジャー・ロジャースと出会うシーンで、
ジンジャー・ロジャースの母親役を演じている。


若い人たちは知らない女優さんかも知れないけど、
我々の世代だと響く人も多いのでは?


『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティンの母親役を演じた女優さんです。


『バック・トゥ・ザ・フューチャー』以降、日本ではそこそこ人気がありまして、
銀座ジュワイ・オクチュール・マキのCMにも出演していた。





実は物心ついて一番最初に好きになったハリウッド女優が、
このリー・トンプソンだったりする。


トム・クルーズと共演した1983年の『栄光の彼方に(All the Right Moves)』(未公開)で、
ヌードを披露していると知り、日本でビデオ化されるや否や(待望!)、
レンタルビデオ店に駆け込んだことをよく覚えている。
主演作『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』のテレフォンガードは、
今も大切に持っています。
(ネットオークションでは700円のようです)


そんなリー・トンプソンをスクリーンで見たのは、
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』以来かもしれない・・・。

2012年2月4日 公開映画

■マメシバ一郎3D

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製作国日本(2011)
ジャンルドラマ
公開日2012年2月4日
劇場情報シネマート新宿ほか全国にて
配給AMGエンタテインメント


■ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵

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製作国日本(2012)
ジャンルアニメーション
公開日2012年2月4日
劇場情報全国にて
配給ワーナー・ブラザース映画


■ビーストリー

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製作国アメリカ(2011)
ジャンルラブ・ストーリー
公開日2012年2月4日
劇場情報新宿武蔵野館ほか全国にて
配給ファインフィルムズ


■人生はビギナーズ

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製作国アメリカ(2010)
ジャンルドラマ
公開日2012年2月4日
劇場情報新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて
配給ファントム・フィルム、クロックワークス


■荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE

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製作国日本(2012)
ジャンルドラマ
公開日2012年2月4日
劇場情報新宿ピカデリーほか全国にて
配給ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

▼最新記事2012年01月26日up!

「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」

「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」
©TATE CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.


昨日、「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」という今までにないエンターテイメント・ショーを鑑賞した。


「ドローイング・ショー」とは、
韓国のアーティスト、キム・ジンギュほか3名が、大きな立体キャンバス(キューブ)に、
“超高速ドローイング”技法を駆使して絵を描いていく過程を見せるというもの。


それもただ、見せるのではなく、
宇宙、地球、自然、人間ドラマなど、9つのシーンで構成し、
セリフのないパフォーマンスと音楽で、物語を進行させながら見せていく。


いわば、アートと演劇と音楽を融合させたショーだ。


描かれる絵は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や、
ジャック=ルイ・ダヴィッドの「アルプスを越えるナポレオン」、
葛飾北斎の浮世絵といった世界的にも有名なものからオリジナルまで多岐に渡る。


「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」


ストーリーに即して、各シーンごとに木炭、マーブリング、シャドウ・ドローイング、
ライティング・ショーなど、多彩な手法を駆使して描いていく。


こうやって文章にしてしまうとなんだか良くわからんかもしれませんが、
公式サイトを覗いてもらえれば、なんとなくイメージがつくかと思います。


瞬く間に絵が描かれていく過程や様々な手法は、見ているだけでも面白いし、
描かれた絵が、一瞬にして「“更に”凄い絵」に変貌を遂げるマジックショー的な驚きもある。


「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」


次に描かれる絵がなんなのか?どんな手法で描かれるのか?という楽しみが終始あるので、
休憩15分を挟んで約1時間50分、あっという間。
クライマックスは圧巻で、無意識のうちに拍手をしていました。


生憎、今回の日本公演は本日(1月26日)で終ってしまうのですが、
また見られる機会がありそうなので、ご興味がおありの方は、その際に是非。


多少、テンポが悪くて冗長さを感じたり、
物語がよくわからんところもあったのですが、
これが初のショーケースということで、これからどんどんとブラッシュアップされていくのでしょう。


世の中に有名な絵画はごまんとあるし、オリジナルに至っては無限大だ。
多くの絵をもっと凄いパフォーマンスと演出で見せてくれるのでは?
という今後の期待感が募る。


因みにメインキャストのキム・ジンギュは、
堺雅人似の柔和なイケメンでした。


「オリジナル・ドローイング・ショー The Cube」

プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。
大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。

『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などの宣伝に携わる。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」にて映画情報番組の製作に従事。
2006年11月、「カミングスーンTV」が総合エンタメチャンネル「シーエス Gyao」となったのを期に、サイトでの映画情報運用に従事。

数々の組織変更により「CINEMA COMIN' SOON」、「GyaO シネマ&ドラマ」、「シーエスGyaO 最新映画ナビ」など幾度にも渡るサイト名変更を経て、現在の「エンタメ〜テレ 最新映画ナビ」に至る。

因みにカミングスーンTVに転職後、一度も辞表を出していないのに、5回社名が変わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。開始当初はコラムだったが、2007年12月にブログ化。

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