2004年06月16日更新

#044 「我が心のジャッキー」

ジャッキー・チェン。


彼がいなかったら今この仕事をしていないであろうというぐらい、伊藤にとって重要な人物。


小学校の頃、「キャプテン翼」ブームでサッカーが流行っていた。
そんな折にユン・ピョウ主演の「チャンピオン鷹」というサッカー映画が公開されるというので,
みんなで見に行った。


その時に同時上映されていたのが「五福星」という作品。
「チャンピオン鷹」は子供心にイマイチだったのですが、「五福星」に魅せられた。


今見れば別になんとも思わないんだろうけど、
その当時はジャッキーの繰り出すアクションの数々が新鮮ですっかり心奪われた。


以来、ジャッキー映画全盛期だったことも手伝い、浴びるようにジャッキー映画を見まくった。
そして、たまたまジャッキー映画の宣伝をされていた東宝東和の飯田さんと父が知り合いで、
飯田さんに色々とお世話になった。


飯田さんに出会い、少しだけ映画宣伝の仕事を垣間見ることができたのですが、
それがきっかけで映画宣伝の仕事に就きたいと思ったのでした。


その後、ジャッキー映画だけでなく映画全般が好きになりますが、
入り口はジャッキーだった。
ジャッキーが自分に映画の素晴らしさを教えてくれたのです。


そんなジャッキーの主演50本目の節目(ちょっと強引だけどね)となる「メダリオン」が公開されるにあたり、
先日、配給会社のヘラルド映画のKさんから、
「ジャッキー主演の50作を並べたポスターを作りたいのですが、チラシを持っていませんか?」
という問い合わせを受けた。


映画小僧だった伊藤はチラシ収集なんてのもやっていて、
80年代から90年代のジャッキー作品だったらほぼ全作品持っていたので、快く提供させて頂いた。

後日、ポスターが完成し、雑誌などのメディアで紹介されているのを見た。
ジャッキーの節目となる記念作にちょっとでも関われたことを光栄に思うし、正直嬉しかった。


知り合いとかに「このポスター作るのにちょっと協力してねぇ〜」なんて自慢したりして。


ジャッキーももう50歳。流石にアクションのキレはなくなってしまったけど、
伊藤にとってジャッキーはいつまでも心の師であり、ヒーローなのです。
伊藤的ビックバンはジャッキーなのです。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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