2007年05月31日更新

裏#031 「『あるスキャンダルの覚え書き』〜ケイト様への謝罪」

すっかり「裏部屋」を更新しておらず、 いかんなーと思っておりましたところ、 謝罪という形で更新するに至りました。


謝ります。

ケイト・ブランシェット様。


私、伊藤Pは「裏伊藤Pの部屋」#027にて、 あなたを“萌えない女優”として挙げてしまいました。

それが間違いであることがわかりました。

謹んでお詫び申し上げます。



あるスキャンダルの覚え書き』でのケイト様の役柄は、 自分の娘よりも若い男子生徒と肉体関係を持つ中学校の教師。



見る前は、

「そんな魅力あるかよ!ケイトに!」

などと思っておりましたが、


ございました。



いや、今でもセクシーだとは思いません。


でも、密会し、高架下脇で行為に及ぶシーンでみせる火照り顔には、 なんとも言えないエロを感じてしまいました。

やっぱり禁断の関係に及ぶ女性というのは、 そういうフェロモンが滲み出るんですかね。


あっ、あと、共演者のジュディ・デンチの存在も大きいです。

見事に役割を果たしています。


勿論、“引き立て役”という役割です。


驚愕のジュディ入浴シーンがあります。


太い足、太い二の腕。

西洋風バスタブに石鹸の泡を浮かべ、 足を組んで浴槽の縁に足を乗せる。


大抵、こういったシーンは美女が演じ、 日本人の憧れとなったものですが、



そんな妄想はジュディによって粉砕されます。
ざ、残像が。。。


『アバウト・シュミット』のキャシー・ベイツのヌードには及ばないけど、 かなりのインパクトを残してくれます。


にしても、この作品はケイトとジュディでなかったら成り立たないですね。

ジュディが演じた教師バーバラなんて、 『羊たちの沈黙』でハンニバル・レクターを演じたアンソニー・ホプキンスがそうであったように、 一歩間違えると映画そのものの品位を落としかねない難役だ。



なんか、別格って感じ。

二人だから物語に説得力が生まれる。

演技を見て感動するってこういうことなんだと思った。

共に芸達者なだけあって、二人のバトルはリアルで、おっかない。


魂萌え!』の風吹ジュンVS三田佳子(「伊藤Pの部屋」#138参照)に続いて、今年のベストバウトだ。

いやー、女の闘いは怖いねぇ〜。



あっ、そうそう、

ケイト・ブランシェットが“三大萎え女優”から脱退したので、 新メンバーを探さなくちゃいけないのですが、

すぐに見つかりました。


君だよ。

ブライス・ダラス・ハワードくん。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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