2008年02月19日更新

#189 『AC/DC BAD BON BOOGIE FREE FILM CONCERT』

今日2月19日はハードロックバンドAC/DCのボーカリスト、
ボン・スコットの命日です。


ということで、シアターN渋谷で2月16日から1週間だけレイト上映している
『AC/DC BAD BON BOOGIE』を、ナレーターの盟友・佐藤朝問氏と見に行った。


AC/DC
『AC/DC BAD BON BOOGIE FREE FILM CONCERT』

2/16-2/22までシアターN渋谷にてレイトショー
© 2008 Sony Music Japan International Inc. All Rights Reserved.





これは普通のロードショーではない。
AC/DCの関連グッズを持っていけば、無料で見られるというフリー・フィルム・コンサートだ。


伊藤Pは大学時代に購入したAC/DCのキャップを持っていた。


AC/DC


月曜日の夜にも関わらず無料だからか、そこそこお客さんは入っていた。


さて、AC/DCですが、
スコットランドから1963年にオーストラリアのシドニーに移住したマルコムとアンガス
のヤング兄弟が、1973年に結成したハードロックバンド。
1974年にボン・スコットが加入し、1975年『ハイ・ヴォルテージ』でデビューを飾った。


1979年にリリースされた『地獄のハイウェイ(Highway to Hell)』が、アメリカでヒット。
ギターのアンガス・ヤングはスクールボーイの衣装を身にまとい、
頭を激しく振りながらギターを掻き鳴らす。
この激しいパフォーマンスも大いにウケた。


因みにハードロック/ヘビーメタルのライブでよく見られるヘッドバンキングの創始者はアンガス・ヤングだ。


アメリカで成功を収め、更なる飛躍を狙ったAC/DC。
しかしながら、1980年2月19日、車の中で死んでいるボン・スコットが発見される。
睡眠中に嘔吐。嘔吐物を咽喉に詰まらせた窒息死だった。
Led Zeppelinのドラマー、ジョン・ボーナム、
江里チエミさんが同様の死に方をしている。


バンドは解散も考えたが、新メンバーにブライアン・ジョンソンを迎えて、
1980年7月に『バック・イン・ブラック』を発表。
このアルバムが売れに売れ、大・大・大・成功を収める。
現在までに全世界で4,300万枚を売り上げている。


そして、80年代、90年代を生き抜き、今でも現役続行中だ。


伊藤Pの初AC/DCは、1990年リリースの『レイザース・エッジ』。


刑務所の囚人たちが「サンダー!ナナナ、ナァナァナァーナ、サンダー!」と叫び、
アンガス・ヤングが頭振り撒くって、ダックンロールをかましながらギターを弾き、
ブライアン・ジョンソンが金切り声を振り絞る「サンダーストラック」のビデオクリップ。


この映像は当時17歳だった伊藤Pに強烈なインパクトを与えた。
いやー、凄かった。
背筋に電気が走った。


即効で近所のレンタルCD屋で借りた(高校生だからCD買う金ねーんだよ)。
ついでに1988年に発売された『ブロウ・アップ・ユア・ヴィデオ』も借りた。


そして、2枚のアルバムを聴いて気が付いた。
ほとんど同じような曲ばかりだということに。


当時、デフ・レパード、モトリー・クルー、
イングヴェイ・マルムスティーンなど、
キャッチー、メロディアスが好きだった伊藤Pには、
まだAC/DCの良さがあまり理解できていなかった。


よって、AC/DCは別に嫌いじゃないけど、それ程好きではないバンドという位置
に落ち着いた大学1年生の頃、伊藤Pは初めてエレキ・ギターを手にした。
フェンダー・ストラトキャスターだった。


そして、ある日、ディスクユニオンでAC/DCの「ライブ!」を購入。
何故買ったのかは覚えていないけど、恐らく安かったのでしょう。
それと、あの衝撃の「サンダーストラック」のライブ演奏が聴きたかったというのもあったと思う。


で、聴いた。


素晴らしいリフの数々に手が震えた。


そして、ギターを買い換えた。
ギブソンSG。


アンガス・ヤング愛用のギターだ。


ギターの弾き方もアンガスからの影響大。
SGは軽いギターなので、演奏しながら動くことが容易だ。
頭を小刻みに振るのさ。
大学最後のライブでは、アンガスと同じ格好をした。


こうして、伊藤Pの中でアンガスはヒーローとなった。


伊藤Pの自宅の玄関にはアンガスのフィギュアが置いてあり、
いつも伊藤Pを送り迎えしてくれる。


そんな訳で、フィルム・コンサートを見に行かないわけがない。


このフィルム・コンサートの映像は、
先日発売された3枚組みDVD『Plug Me In』から、
主にボン・スコット在籍時のライブ映像を中心に抜粋、編集したもの。


まぁ、DVD買えばわざわざシアターN渋谷に行くこともないのですが、
見に来るお客さんは当然AC/DCのファンに決まっている。
そういう仲間たちと一緒に見たかったんだよね。


普段は尿意を覚える危険性があるので、絶対にやらないけど、
ビールを片手にAC/DCを堪能しました。


飲みすぎちゃって、途中、少しオチちゃったけど・・・
横見たら朝ちゃんもオチてたけど・・・


「サンダーストラック」もやった。
テケテケテケテケテケ、テッテッテッテッテッテッテ、テロレロ、テロレロ。
たまらんねぇー、あのイントロ。


AC/DCのグッズを持っていけば無料だし、
ステッカーももらえちゃう。
超太っ腹のフィルム・コンサートだ。
(詳細はコチラ


そして、な、な、なんと!
GyaOで、AC/DCのライブ映像が見られる!(3月5日正午まで)
http://www.gyao.jp/music/acdc/


兎に角、凄いから見てくれい!!!
マジでかっちょいい!!!
アンガス、最高だ!!!

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コメント (1)

braikan:

「BACK IN BLACK」栓抜きを持って、入り口で整理券をゲット。
その後飲みまくって、整理券を紛失。
そんな酔っ払いドジの僕に、新たな整理券とステッカーをくれたお姉さん。
アナタに「Whole Lotta Rosie」を捧げたい(笑)
それにしても、鳥の唐揚げおにぎりが美味かったです。
まぁ、うどんの方がサイコーですけど。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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