2008年06月25日更新

#238 『ミラクル7号』

チャウ・シンチーが初めて挑んだSFモノ。


『少林サッカー』、『カンフーハッスル』もSFといえば、
SFなんだけどね。




『ミラクル7号』
『ミラクル7号』
6/28よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて
配給会社:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント




主人公は超極貧の親子。
実直な父親ティーは、小学生のディッキーを名門校に通わせるために、
工事現場で必死に働いている。


父の思いを受けディッキーは勤勉に励むも、
ビンボー過ぎるために同級生からいじめられている。


そんなある日、ティーがゴミ捨て場で拾ってきた謎の物体が、
二人の生活を大きく変えてしまう・・・


チャウ・シンチーお得意の負け犬根性炸裂の痛快作。、
汚さ、えげつなさを笑いに転化するいつものパターンを用いつつ、
最後にはホロリとさせる気持ちの良い作品。


チャウ・シンチーって、ビジュアル的に幾らでも下品に成り得るのに、
そうならないユーモアがある。


『食神』のカレン・モクや『少林サッカー』のヴィッキー・チャオなど、
美しい人にあえてブサイクメイク施したりするけど、それが笑える。


『ミラクル7号』でも教師がテストの最中に、
鼻糞をほじったりするし、ウ○チネタも出てくる。
それも笑える。


この下品さと笑いの匙加減は、チャウ・シンチーならではだと思う。


予定調和になりそうでならない“ハズシ”も健在だ。


『ミラクル7号』


本作で新しく加わった要素としては、SFと「可愛らしさ」。


チャウ・シンチーはスピルバーグが好きらしいので、
『未知との遭遇』、『E.T.』へのオマージュという感じかな。


あと、「可愛らしさ」といえば、
ティーが拾ってきた地球外生命体のミラクル7号こと、
ナナちゃんがメッチャクチャかわいい。


一家に一体の超癒し生物だ。


なるべくなら、そのビジュアルを見ずして鑑賞して欲しいなぁ。
けど、テレビのコマーシャルとかで、その容姿がガンガン出てるから無理だよね。


ミラクル7号


あと、鑑賞後に男の子であるティーを演じていたシュー・チャオが、
実は女の子であると知らされ、メッチャ驚いた。


さらにチャウ・シンチーの養子になったって(中国では良くあることらしい)。


因みに女の子であるシュー・チャオが男の子を演じたのと同様に、
女の子が男の子の役を演じたり、男の子が女の子を演じているので、
誰がそうなのか探しながら見るのも楽しいかも。


しかし、ナナちゃん。
本当に可愛いなぁ〜。


チャウ・シンチー&シュー・チャオ




『ミラクル7号』
※チャウ・シンチー&シュウ・チャオ インタビュー 動画 & テキスト

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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