2009年05月08日更新

#372 『上島ジェーン』


上島ジェーン

『上島ジェーン』

5月9日よりシアターN渋谷(レイト)にて
配給会社:ポニーキャニオン
(C)2009 PONY CANYON INC.




自然を感じたいという理由から(本当は女にもてたいだけ)ダチョウ倶楽部の上島竜兵は、
弟分の有吉弘行を引き連れてサーフィンのメッカ千葉県志田下海岸に繰り出す。


地元のサーファーたちと知り合い、サーフィンについてレクチャーを受けるも、
彼らの話に全く耳を傾けない上島。


真剣にサーフィンに取り込もうとしない上島に対して、有吉が注意をするも、
一向に態度を改めない。


それどころか、年甲斐もなく地元の若い女性にうつつを抜かし始め・・・


上島ジェーン


資料に「青春サーフドキュメンタリー映画」と明記されていたので、
見る前は上島竜兵のサーフィン初体験を追ったドキュメンタリー映画かと思ったんだけど、
上島竜兵の振る舞いが余りにもやり過ぎなんで、違和感を覚える。
やっぱり演技?


それでも上島竜兵だったらやりかねないかもという思いもあるっちゃある。


そのどっちつかずの感覚が本作の魅力でもある。
(スタイルとしては、ちょっと前に公開された『ノロイ』という映画に似ている)


最後まで見ればドキュメンタリーなのか、
フェイクドキュメンタリーなのか分かるので(いや、途中で分かるか・・・)、
ここではあえてどっちなのかは明記しません。


上島ジェーン


正直、見る前はDVDストレート向けに製作された安いなんちゃって映画だと思い、
まるで期待していなかったんだけど、
意外としっかり作られていて、飽きることなく見ることが出来た。


時折インサートされるサーフライディングシーンも中々の迫力で見応え有り。


上島竜兵、有吉弘行のコンビも良い。
テレビで見る二人のキャラクターが活きている。


サーフィン未経験だし、知識もまるでないんだけど、
専門用語や初歩的な乗り方を分かり易く紹介してくれるし、
何故サーファーたちがサーフィンの虜になるのかも教えてくれる。


ちょっとサーフィンをやってみたくなる、そんな気にもさせてくれる作品だった。


まぁ、金と時間と体力がないからやらないけど・・・

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監督:マッコイ斉藤(今回のは頂けないと思います) 出演:上島竜兵(映画初主演)有吉弘行(ひろいき。へぇ?) 出演:清宮佑美 渡辺奈緒子 南まりか 鵜澤... [詳しくはこちら]

コメント (1)

Anonymous:

ふざけた映画だ サーフィンなめるな

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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