2011年07月22日更新

#601 『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>

『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>』

7/23よりシアターN渋谷(レイト)にて

『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<沖縄編>』

2011年7月30日よりシアターN渋谷(レイト)にて

配給会社:キングレコード
(C)2011怪談新耳袋殴り込み劇場版製作委員会 BS-TBS/キングレコード





小さい頃からお化けとかUFOとかが大好きだった。


昔はお盆の時期になるとゴールデンタイムに心霊特番がよく放送されていて、
必ず見ていた。


ちょっと前だと心霊スポット探索、心霊写真、
心霊映像を扱った番組「USO!?ジャパン」をよく見ていた。


突如として番組が終了した時は、大分悲しかった。


自分的にはちょっとしたスターだった宜保愛子先生が他界し、
織田無道も自身の霊的能力が嘘であると認めてしまった。


その余波だけではないと思うが、
ここ最近、この手の番組がメッキリと減ってしまった。


唯一あるのは、「奇跡体験!アンビリバボー」ぐらいか?
でもこの番組は奇跡の感動物語がメインだったりする。


そんな状況下なので、それ系の映像はたまにYouTubeで見るぐらいの日々を送っていた。
そんな折、届いた『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編><沖縄編>』劇場公開のリリース。


『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


全国から集めた実話怪談集「現代百物語 新耳袋」に収録されている話を
1話5分のショートフィルム形式で映像化したホラードラマ「怪談新耳袋」。


2003年2月のテレビ放送開始以降、断続的に5シリーズが放送され、
2004年8月にオムニバス映画化され、以降、シリーズ化。


そして、そのスピンオフとして企画されたのが、「怪談新耳袋殴り込み!」。


女人禁制の通称“新耳Gメン”とよばれるメンバーが、
原作に収録された心霊スポットを探険し、
幽霊を挑発、心霊現象をカメラに収めるというドキュメンタリー。


これまで4作品がDVDリリースされ、いずれも大ヒット。
この人気シリーズ「殴り込み!」が、遂に劇場版として登場!


「映画秘宝」のライター・ギンティ小林らによって結成された“新耳Gメン”たちが、
関東と沖縄の心霊スポットへ赴き、怪奇現象を捉える!


『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


心霊系の中でも心霊スポットが大好きだし、
廃墟にはたまらない哀愁を感じる。


実は以前、映画情報番組の製作に携わっていた時に、
ホラー映画特集の一環として心霊スポットに行くという企画を立てたら、
制作会社の霊感バリバリのチーフディレクターに反対され、
実現出来なかったことがある。


そんなこともあり、この作品はドンピシャなのだ。


み、見たい・・・。


で、見た。


<関東編>では、


東京都八王子市にあり、連続殺人事件があったという○○堂。


『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


映画『クライマーズ・ハイ』にも出てくる超有名な群馬県○○駅の男子便所。


『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


日本最大の自殺スポット!!静岡県の富士の樹海。


『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


といった心霊スポットに、“新耳Gメン”たちが殴り込んでいる。


続く、<沖縄編>では、


ユタ(沖縄の霊能者)の修行場(御嶽)がある有名心霊スポットSSS<スリーエス>。


 『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


沖縄で最も知られるN高原廃ホテル。


『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


太平洋戦争の激戦地となった沖縄県O海岸。


怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>


といった心霊スポットに殴り込む。


沖縄の超有名な廃ホテルとか、仕事で行けるなんてマジで羨ましいなぁ、
なんて思ったりもしたが、
新耳Gメンたちは様々な行く先々で怪奇現象に見舞われる。


やっぱり羨ましくないか・・・。


不可解な現象がやらせかどうかは分からないが、
メンバーからはマジさが伝わってくるので、ガチだと信じたい。


例えガチじゃないとしても、光やら煙やら声やらが見えたり聞えたりするので、
結構怖いんだけど、本作は脱力というか、なめているというか、
悪ふざけに走るところがあり、そこそこゆるい。


よって、あまりこの手のものが得意でない人でも、
それほど構えないで見ることが出来ると思う。


まぁ、そうは言っても好きな人じゃないと見ないか・・・。


『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>』


実は、心霊モノって、独りで見ると怖いけど、
大勢で見ると意外と楽しかったりする。


特に映画館で見たら、雰囲気を共有できるので一体感が生まれる。


随分前だけど、『リング』を映画館で見たとき、
貞子がテレビから出てくるシーンとか、
もう場内騒然だった。


『呪怨』の時もそうだった。


でも、大概、恐怖が去った後って笑いが起きるんだよね。


こういう体験とか、いつまでも印象に残るものだ。


怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編>&<沖縄編>


いい年こいた大の大人たちが、心霊スポットで肝試しみたいなことをする。
しかも時に悪ノリ暴走もする。


いい大人が、何が面白くてそんなことしているの?って、
不快に思う人もいるかもしれない。


でも多分メンバーたちは、小さい頃から心霊モノが好きだったんでしょう。
いくつになってもその思いを失わない。
いや、失えないんだ。


童心を忘れない。
そこに男のロマンを感じずにはいられない。


メンバーに入れて欲しいとさえ思ってしまった。


が、


そうは言っても、オイラはチキンハートな輩なので、
一人で潜入!とか出来るかなぁ・・・。


いやぁ〜、巨大廃墟で“変身!!!”とかポーズを取っちゃう“新耳Gメン”は、
本当に凄いです。




■かつて番組で心霊スポット特集が出来なったから、WEBで特集組んじゃえ!
「エンタメ〜テレ 最新映画ナビ」
特集『怪談新耳袋殴り込み!劇場版<関東編><沖縄編>』

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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