2013年04月28日更新

荻窪PART1 光明院

大作になった「三鷹市PART5 牟礼」「三鷹市PART8 鉄ちゃん垂涎の地」の散策記の後なので、
今回は割かしライトなものを綴ろうと思います。


毎朝、通勤で吉祥寺から総武線を利用している。
ある日、荻窪駅の手前、環八を越える直前にお寺があることに気が付いた。


いつか行ってみようと思いつつ、なかなか機会がなかったんだけど、、
2012年11月中旬、西荻窪での用事のついでに自転車で行ってみることにした。


JRの線路沿を東へと進み、ヤマト運輸杉並営業所を左折し高架をくぐる。
それなりにキツイ坂を登り、一本目の右手の小道に入ると目的地に到着した。


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寺の名前すら知らなかったが、「豊山派慈雲山荻寺光明院」という名前でした。


“豊山派”といえば、真言宗。
“慈雲山”といえば・・・・・・よくわかりません!


ネットで検索したら香港の山がヒットした。


とはいえ、この寺はこの地において、大変、重要な寺であることが、
環八側の入口にある案内板を読んでわかった。


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荻窪の地名の由来ともなり、
また、東京のドライバーなら一度は通ったことがあるであろう、
環八と青梅街道の交差点「四面道」の名の起源になっているとは・・・。


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境内には鐘楼がある以外、これといって目を引くものはなかったが、
環八側の墓地の前には、明らかに歴史的な価値があるであろう地蔵や石碑が置かれていた。


そんな中でもインパクト大なのが、地蔵や菩薩像、墓石の一群。


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稲城の「ありがた山」もそうだけど、こういう風に集められた場合、
ほとんどが無縁仏なんだよね。


石仏群を左に見ながら進むと、先の案内板のある環八沿いの門へと出る。


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この門をくぐって左側には、四季折々の草木が楽しめる「荻の小径」が整備されているんだが、
秋口だったせいか、あまり綺麗な花とかは咲いていなかった。


元々あまり植物には詳しくないし、興味もないのでスルーしてしまったのかもしれない。
その代わりと言ってはなんだけど、地蔵とかにはバリバリ惹かれる。


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上のお地蔵さんの顔なんかとっても風情がある。
温水洋一に似ている。
憶測だけど、この石仏群も無縁仏なのでしょう。


この石仏群の横には九重塔があり、
ここでしばらく待つと中央線上り電車が通過。


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先のお地蔵さんの写真の総武線もそうだけど、
電車バックに石像ってのはいいですね。


この九重塔の横には、屋根瓦の一部でしょうか?
卍印の物体が横たわっておりました。


IMG_0890_R.JPG


あとで調べたら「光明院」には、「六地蔵」「閻魔堂」なんかもあるようだ。
完全に見落としていた。


とりあえず、当初の目的は達成したんだが、
この近辺に史跡はないかと調べると「妙正寺」がヒットした。


「妙正寺」といえば、神田川と下落合で合流する妙正寺川だ。
この散策記にも一度、登場したことがある。


ということで、行ってみることにした。


以降、「荻窪 妙正寺」に続く。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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