DEF LEPPARDのジョー・エリオットが、
「新作の録音はすでに終えた」と語ったニュースを耳にしたのが、今年の春。


その後、STXY、TESLAとのUSツアー、WHITESNAKEとのUKツアー、
11月9日(月）に2011年11月以来4年ぶりとなる来日公演がアナウンスされるも、
明確な新作のリリース情報はなく、なんとなく秋ぐらい…みたいな感じだった。


いつリリースするのだ！と思っていたら、
ヴィヴィアン・キャンベル癌再発のニュース。


ガァビィィーーーン！！！


でも、医師が放射線療法のスケジュールを調整してくれて、
ツアーに全参加の情報！！


歓喜のお知らせ以降も、デフ・レパードの新譜の情報をなかったんだが、
メタラー仲間のＫ先生から10月30日に発売されるとの情報がもたらされた。


早速、ネットで確認してみたら、アルバムタイトルは「DEF LEPPARD」だと。



ジャケはイマイチかなぁ…


LED ZEPPELIN、BLACK SABBATH、QUEEN、KISS、TOTO、
BON JOVI、SKID ROW、BAD ENGLISH、MR.BIG、VAN HALEN、
EXTREME、FIREHOUSE、DAMN YANKEESなど、
デビューアルバムにバンド名を付けた例は数多ある。


しかし、キャリアの途中でセルフタイトルを付けたアルバムを発表したバンドは、
実はそんなにいないんじゃないかな。


THE BEATLESの「THE BEATLES(WHITE ALBUM)」、METALLICAの「METALLICA(BLACK ALBUM)」、
最近だとDREAM THEATERの「DREAM THEATER」とかが浮かぶ。





DREAM THEATERは判断つかないけど(個人的には好き)、
「THE BEATLES(WHITE ALBUM)」と「METALLICA(BLACK ALBUM)」は、誰もが認める名盤だ。
(前者は散漫な内容から賛否ありだが…）


果たして、キャリア38年のDEF LEPPARDの新作「DEF LEPPRAD」は如何に？


既に収録曲も発表。


01.レッツ・ゴー
02.デンジャラス
03.マン・イナフ
04.ウィ・ビロング
05.インヴィンシブル
06.シー・オブ・ラヴ
07.エネジャイズド
08.オール・タイム・ハイ
09.バトル・オブ・マイ・オウン
10.ブロークン・ブロークンハーテッド
11.フォーエヴァー・ヤング
12.ラスト・ダンス
13.ウィングス・オブ・アン・エンジェル
14.ブラインド・フェイス
15.ラスト・ダンス（デモ）[日本盤限定ボーナストラック]


このうちオープニングを飾る「Let's Go」の音源が公開された。





とりあず、20回ぐらい聴きました。


どっかで聴いたことがあるような、
ジョーの歌声のサンプリングからのシラタマ後、
名曲「Pour Some Sugar On me」にそっくりなフィルインから、
これまた同曲に激似のイントロリフ。


Aメロは、そのリフ主導で進行し、
Bメロになると、これぞデフ・レパードのコーラス。


Welcome to the carnival
Welcome to the party
Welcome to the edge of your seat


なんか、2曲目以降もお祭りだよ！
というニュアンスを含んでいるのか、超前向きな歌詞！


“SHOWへようこそ！”というKISSの「Psycho Circus」みたい。





で、サビ。


Let's Go!Oh oh oh!のシンガロング!!


“Do you really”の歌い回しとか、超ジョー・エリオットぽい。


2回しした後、QUEEみたいなギターフレーズから、
BEGINEの「ミーファユー」に似ているブリッジ後、Ｇソロ！


もう少し長く聴きたい！


やはりここでもQUEENのようなフレーズ。


この後は、よくあるパターンのサビからアウトロへ。


5分の曲だけど、アッという間に終わる。


いやー、バリバリ既視感ではなく既聴感(?)があるんだが、
それも含めて確かにこれぞDEF LEPPARDの楽曲。


来日公演の幕開けは、歌詞から見ても恐らくこの曲なのでしょう。


10月30日に新作アルバムを発売し、その約1週間後に来日公演。


アルバムの発売を待っていると聴き込めないので、
とりあず、公開された「Let's Go」の音源と、
こちらのサイトにUPされた歌詞で予習！！


あぁー、11月の来日公演が楽しみだ。