2008年08月15日更新

#263 『カンフー・ダンク!』

カンフーとバスケットボールの才能に秀でた青年の活躍を描いた、
アクション・コメディ・青春映画。


って書くぐらいなので、全体的にごった煮映画だ。
その分散漫とも言えなくもないけど、
まぁ、サービス精神過剰気味なのは香港映画の特徴だからね。
(因みに香港・台湾・中国合作)




カンフー・ダンク!
『カンフー・ダンク!』
8/16より角川シネマ新宿ほか全国にて
配給会社:角川映画




重力無視の“メガすげー”バスケットボールのシーンは、
見所のひとつには違いないが、正直もうこの手の映像に新鮮味を感じるのは無理だ。


この手のジャンルでは、
有り得ない動きをCGで描くのではなく、
有りえそうな動きをかっこよく見せるためにCGを使うとか、
CGの使用方法自体、再考する段に入っていると思う。


カンフー・ダンク!


『カンフー・ダンク!』の最大の武器は、やっぱりジェイ・チョウかな。


コンビを組むエリック・ツァンが顔芸に長けているということで、
逆にボケッとしたアホ面を意識して作ったというトボケた雰囲気は、
良い感じを醸し出している。


コメディ・センスはありそうだね。
飄々とした掴みどころないお調子者役とか演じて欲しいな。


あと、カンフー。
タイトルにもなるんだから、カンフーシーンにはかなり重きを置かれているんだけど、
ジェイ・チョウはアクション俳優ではない。


『王妃の紋章』でも“基礎がないから辛かった”と言っていた。


それでも堂々とした立ち回りを見せていて、かなかな良かったよ。
撮影はかなり大変だっただろうな・・・


カンフー・ダンク!


そして、そして、一番驚いたのが監督だ。
チュー・イェンピン。


ジャッキー・チェンの数ある映画の中でも異色中の異色作『ドラゴン特攻隊』や、
ジャッキー映画史上最も根暗と言われている『炎の大捜査線』の監督だ。


この2作品は、香港映画界の重鎮であり、
香港黒社会とのつながりも頻繁に取り沙汰されていたジミー・ウォング関連作品。


ってことは『カンフー・ダンク!』も!?ってことで、
資料に目を通してみたが、ジミー・ウォングのクレジットはなかった。


最近、全く名前を耳にしなくなったけど、ジミー・ウォングはどうしているのだろうか?






『カンフー・ダンク!』
※ジェイ・チョウが「そんなのかんけーねぇー」を!?
   インタビュー 動画テキスト
ジェイ・チョウ 取材記 

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カンフー関連映画どこまで続く?「カンフー・ダンク」休日の試写会なので参加♪監督:チュウ・イェンピン 歌・出演:ジェイ・チョウ 出演:チェン・ボーリン、バロ... [詳しくはこちら]

コメント (3)

ジェイふぁん:

拝見させていただきましたよー!! ジェイの 「そんなのカンケイねぇ♪」^^
しっかり振りつきでしたね♪♪ 楽しいインタビュー、ありがとうございました。
彼はどこで小島よしおを見たのでしょう(笑)
最初に火がついたのはyoutbueでしたからそういった動画サイトでしょうか

>最大の武器は、やっぱりジェイ・チョウかな。

音楽家としてより俳優としての活躍が
クローズアップされている日本での知名度からいって
それが犧蚤腓良雋鎰瓩砲覆辰討覆い里ねぇ…なんとも悔しいです。
日本で俳優として徐々に知名度があがり
音楽にも興味をもって聴いてもらえることを願うばかりです。

そういえば、2年くらい前にジャ・ジャンクー (賈樟柯) 監督の
『刺青時代』という作品に出演か?と言われてました。
制作にオフィス北野(北野たけし監督)が絡んでいて
北野側からジェイ・チョウ起用を強く推す話が出ていたようです。
結局、流れてしまったようで残念。出て欲しかったなあ…

ジェイふぁん:

あ!そうそう、ジミー・ウォン先生ですが
2003年の、今は亡き(涙)【東京ファンタスティック映画祭】で
来日され主演・監督作の舞台挨拶されてましたよー。
そういえば、そのときはユンファ先生も来日し
【バレット・モンク】の舞台挨拶もあったりと、
何気に香港映画ファンにとっては豪華ラインナップでございました(笑)

伊藤P:

ジェイふぁんさん、毎度コメントありがとうございます。


J-POP以外のアジア音楽が、日本で全国区的に受け入れられるのは中々難しいでしょうね。


伊藤P自身、ハードロック/ヘヴィ・メタルのファンなので、ジェイ・チョウの音楽は全く聴いていません。申し訳ない・・・


でも武道館公演2日間が、瞬く間に完売したのですから凄いことだと思います。




『刺青時代』は残念かもしれませんが、今後も俳優業を続けて行きたいと言っていたので、次の作品を楽しみに待ちましょう。


『イニシャルD』、『王妃の紋章』、『カンフー・ダンク!』と三度も取材させてもらって、なんだか俳優ジェイ・チョウがとても好きになってきた今日この頃です。


次回作でジェイ・チョウが来日して、伊藤Pがまだこの仕事をしていたら、また取材のオファーを出そうと思います!


ブログにも書きましたが、植木等さんや小林薫さんがやりそうな、テキトーで飄々とした役を1度やって欲しいです。


あと、ジミー・ウォン先生の情報ありがとうございます。
そーいえば、そうでしたね。
ファンタで来ていましたね!

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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