2008年07月18日更新

#251 『雲南の花嫁』

中国雲南省に暮す少数民族のイ族には、
「結婚しても3年間別々に暮らし、その間は結ばれてはならない」というしきたりがある。
幼馴染みのアーロンと結婚したフォンメイはそんなしきたりに納得出来ず、
自分の正直な気持ちに従って行動を取るが・・・




雲南
『雲南の花嫁』
7/26よりK’s cinemaほか全国にて
配給会社:ショウゲート




別につまらないとか、おもしろくないとか、ダメな映画だとかではなく、
人間ドラマとして、心にあまり響なかったというのが正直な感想。


伊藤Pが暮らしている環境とはまるで違う村での物語なので、
主人公たちに自己投影が出来なかったからだと思う。


村の細かい風習やしきたりとかわからないしさ。


なんでそんな行動取るの?って理解出来ない。
やることなすこと浅はかにさえ見えてしまって・・・


天真爛漫、自由人、自分に正直に生きているって言えば聞こえが良いけど、
フォンメイの取っている行動は特に酷い。
大人気ないし、メチャクチャだ。


自分の思うがままを貫いて、周辺の人に凄まじく迷惑を掛けて、困らせる。
さらに思い通りに行かないと、一人でキレて怒って、時には泣き出す。


そんな花嫁、嫌ッすよ・・・


『猟奇的な彼女』に通ずるものがあったな。
余程のMじゃないと、共同生活は絶対に無理だね。
アーロンはドMだね。


雲南


でも、そんな我が侭困ったちゃんフォンメイを演じたチャン・チンチューは可愛い。
ちょっと長澤まさみに似ているかな。
(特に長澤まさみが好きなわけではないけど)


可愛い女優さんを拝めるという点では、かなり良い映画です。
チアン・チアルイ監督はかなりドアップを多用して、
チャン・チンチューの表情豊かな愛らしい顔を捉えている。
チアン監督、わかってんなーって。
単なるオッサンだったけど。


雲南


あとは、滅多にというか、恐らく一生行くことがないであろう、
雲南地方の風景もとても綺麗だったな。


こんなダイナミックな自然美がある一方で、
『いま ここにある風景』みたいなどうしようもない光景もある中国。


中国の発展によって、雲南の地が壊されないことを切に願うね。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。
大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。
「リーサル・ウェポン4」、「アイズ ワイド シャット」、「マトリックス」などの宣伝を手がける。
2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」にて映画情報番組の製作に従事。
2006年11月、「カミングスーンTV」が総合エンタメチャンネル「シーエス Gyao」に変更したのを期に、映画情報サイトの運営に関わる。
現在は「Gyao」の「最新映画ナビ」をメインに、最新映画情報を収集、提供の業務に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年にスタート。
開始当初はコラムだったが、2007年にブログ化
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