2009年03月12日更新

映画と幽霊と心霊写真

“映画に本物の幽霊が映っていた!”という話を良く聞く。


有名どころだと『サスペリア』、『フェノミナ』。
しかしながら、これはダリオ・アルジェント監督がわざと入れたことで知られている。


あとは『ゴッドファーザー』の女性とか、
『スリーメン&ベイビー』の子供とかかな。


日本映画にもある。


『リング』で、真田広之が例のビデオを見ている最中、
松島菜々子がベランダに出ている。


真田広之に「終わったよ」と言われ、
部屋に戻る時のガラスに人が映っている。


同じくJホラー系だと『感染』にも女性が映り込んでいる
全く怖くないギャグの様なホラー映画だけど、このシーンだけはちょっと怖い。


どこに出てくるのか知らないけど、『女優霊』にも本物の幽霊が映っているらしい。


映画じゃないけど、エロビデオに田中麗奈似のオバケが!ってのもあった。
雑誌にその写真が出た時は“田中霊奈”となっていたらしい。
なんの罪も無い田中麗奈が可哀相・・・


などなど結構、多いけどスタッフの映り込みとか、わざと入れたとか諸説あり、
本物の幽霊かどうかは分からない。
そもそも幽霊が本当にいるのか!?ってのもある。


映画の宣伝用写真におかしな現象が起きたという例もある。


『007/消されたライセンス』のタンクローリー爆発炎上シーンの宣伝用写真が有名で、
炎が手の形をしていた。


1989年の映画なので、CGで炎を表現する技術はないだろうし、
写真もデジタルカメラで撮ってないだろうから、
後から加工はしていないと思われる。


このシーンの撮影現場は、かつて死亡事故が発生した場所だったというオマケ付きだ。


で、先日、何気なーく『フェイク シティ ある男のルール』のメイン写真を見ていて、
違和感を感じた。


フェイク・シティ
配給:20世紀フォックス
全国にて公開中
(C)2008 TWENTIETH CENTURY FOX


トリミング、加工不可なので、書き込めないのですが、
キアヌの斜め上に漂う煙が人の顔に見えませんか?
しかも2つの顔が重なっている感じ。


サイズを大きくしてみましょう。


NW_06847_S.jpg


後ろに映っている方がちょっとドクロぽい。
そのドクロの口のあたりにピッコロ大魔王みたいな斜めの顔が。


うーん・・・
かなり無理あるか・・・

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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