2014年08月10日更新

多摩自転車道 PART2

<多摩自転車道散策記一覧>
「多摩自転車道 PART1」




「多摩自転車道 PART1」からの続き。


田無高校を後にし、再び多摩自転車へ。


ここいらへんでモトリー・クルーの「Dr.Feelgood」終了。


続いて、MR.BIGの「Lean Into It」


「Daddy,Brother,Lover,Little Boy」。
衝撃の一曲だ。





さて、田無高校から小金井公園は割と近い。


ここまで多摩自転車道は割と平坦だが、
突如勾配と印象的な巨木が出現する。


IMGP2095_R.JPG


その勾配を下って左にある道を直進すると小金井公園へ至る。


多摩自転車道のこの先へは行ったことがない。


上り坂だが、MR.BIGの「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」が、
俺を盛り立てる。


時として、HR/HMソングが「サイボーグ009」の加速装置になる。
(この約1ヶ月後、MR.BIGのドラマー、パット・トーピーが、
 パーキンソン病であることを表明・・・ショック・・・)


MR.BIGを聴きながら、ひたすらペダルを漕ぐ。


花小金井駅を越えて暫くすると、
小平にあった旧家を復元展示している「小平ふるさと村」へ到達。


IMGP2098_R.JPG


まさかのテーマパーク。
明らかに好み。


入場無料だし、入園。


上の写真にある建物が、「旧小平小川郵便局舎」。
小平市の有形文化財の第1号でした。


お隣は消防署で、今でいうところの消防車的な役割を果たしたであろう、
放水車が保存展示されていた。


IMGP2100_R.JPG


そんな消防署に飾られていた一枚の写真。


IMGP2101_R.JPG


かつての消防署。


この他にも数棟の小平市有形文化財が、移築復元されている。


旧神山家住宅主屋


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開拓当初の復元住居。


IMGP2113_R.JPG


以下、公式サイトから引用。


小平の開発にあたって、
開発名主であった小川家に残る小川家文書(都指定有形文化財)によると、


「間口を広く、奥行きを狭く建て、建方は丸太の柱を掘立にし、
藁または茅麦藁(かやむぎわら)等で屋根を葺き、細竹を編んだ床、
あるいは籾殻(もみがら)、藁屑(わらくず)等を敷きその上に莚(むしろ)を敷く。
木材は、桁・梁は松、柱は栗材を使用。外壁は茅、麦藁で囲ったもの」


と記されています。


この住居は二人用の住宅で、間口三間半、奥行二間の上屋の外側に、
三尺の下屋(げや)がつくものです。


古文書に従い古い工法や、
かつて使われていたものと同じ材料(材種)を使用して復元したもので、
当時の生活がうかがえる建物です。


建物の中はこんな感じ。


IMGP2107_R.JPG


雨上がりということもあり、
湿気がすごくカメラのレンズが曇る。


蒸し暑く、モアァとしており、
長時間の留まるのはちょっと辛いんだが、
昔の人はこの様な環境下で暮らしていたんですよね。


気候は今の時代と異なるかもしれないけど、
それでも今の時代の住居は超快適なんだなと、
改めて実感した次第。


続いて、「旧小川家住宅玄関棟」。


IMGP2112_R.JPG


hurususata_R.jpg


特筆すべきは、小生が2歳の時、昭和51年(1976年)まで現役だったことかな。


文化2年(1805年)に建てられたということは、
建替えまで174年間。


関東大震災にも耐えたということだ。


小金井公園には「江戸東京たてもの園」がある。


多摩自転車道沿いには、江戸時代の建物を知るスポットが2つもある。


「小平ふるさと村」を後にして、しばらくすると次なる寄り道ポイント。


小平駅のちょっと手前にある「小平あじさい公園」。


IMGP2117_R.JPG


ちょうど6月なので、あじさい満開。


「小平あじさい公園」から300mほど進むと小平駅。


IMGP2120_R.JPG


市の名前を背負っている割に、簡素な駅舎でちょっとビックリした。


小平駅から二つ目の駅、八坂駅を過ぎたところにある「八坂延命地蔵尊」。


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昭和33年9月、八坂駅のガード下でトレーラーにはねられ、
命を落とした2人の小学校2年生男子を供養するための地蔵。


この後はひたすら一本道。


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左手に「東村山中央公園」を見ながら突き進み、
新青梅街道を越える。


武蔵大和駅西交差点を過ぎると、いよいよ多摩湖の気配。


なかなかエグイ上り坂。


IMGP2127_R.JPG


多摩湖の手前にある「狭山公園」には、
“たっちゃん池”という心霊スポットがあるんだけど、
多分、心霊要素皆無と思われ無視した。


頑張って漕ぐと多摩湖こと村山下貯水池へ到達。


IMGP2130_R.JPG


以降、「多摩自転車道 PART3」へと続く

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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