2007年12月28日更新

裏#048 2007年ワースト

【別格賞】
金字塔:『恋空』裏#044参照)
これはちょっと自分の中で事件でした。


登場人物のやっていること、特に犯罪系に関して、
ギャグだと判って見ているのなら問題ないけど、
これで良いんだと思われてしまったら、これ、最強のリアルホラーだよ。


役者の演技とかは別として、
中身に関しては伊藤P的には有害図書なのよ。
突っ込みどころ満載というレベルではなく、
若者に悪影響を与える要素が多分に含まれているアスベスト映画だと思うのね。


それが大ブームでしょ。


こんな作品が大ヒットしているのも衝撃なら、
作品を見て感動したという若者が多いのも衝撃だったし、
関係者(ガッキー、三浦春馬、美嘉)、関連品(原作、ケータイ小説)が、
相乗効果で羽ばたいていったのも衝撃だった。


そうか!キャッチコピーの“衝撃のラスト”とはこのことだったのか!
と気付かされたのはつい最近のことでした。


【ワースト3 (洋画)】
1位:『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』裏#038参照)
   → 3時間“どーでもいい”状態で見た。

         
2位:『シュレック3』裏#033参照)
   → 全てが悪い方向に進んでしまった映画だ。
     もしも『シュレック3』の上映時間が3時間だったら1位になるね。
     『パイレーツ』の半分だから2位にしておこう。


3位:『ラッシュアワー3』裏#038参照)
   → あえてジャッキーの作品を選ばしてもらう。
     真田さんとの共演がコレですか?これで良いんですか?
     いや、ジャッキーが悪いんじゃないよ。
     ブレット・ラトナーとこれしか仕事がないバカな相棒のせいだよ。


2006年の『PROMISE』級のゴミ映画には幸い出会わなかったけど、
上記3作品は、お客のためじゃなくて、自分たちの金儲けのために作られたように思えてならない。
きっと適当にやっても、シリーズものだから適当に客入るでしょうって、
安易な設定、安易な脚本で企画がGOされているんだよ。


【ワースト3 (邦画)】
1位:『大帝の剣』
   → 贅沢なキャスト集めて、贅沢に撮って、ポスプロに1年かけて、これですか?
      内輪ウケとしか思えない。外様のオイラはこれっぽちもウケなかったよ。


2位:『蟲師』
   → 全く意味がわかりませんでした。
      「えっ?わからないの?頭わるいー」と言われれば、
      「あぁ、わかんねーさ!それがどうした!勝手にオ○ニーしてろ!」
      と返させていただきます。
      宣伝する側さえも困らせる映画の好例だと思う。

      
3位:『西遊記』
   → 多部ちゃんと、三蔵法師ご一行様の中で、
     唯一真剣にアクションに取り組んでいたウッチャン以外、
     見るべきところがなかったっす。


上記3作品の共通項は内輪ウケ、自己満足だと思う。

  
【ワースト監督賞】
堤幸彦監督:『大帝の剣』、『自虐の詩』
   → 悪乗りし過ぎ。伊藤Pが好きだった堤ワールドとは程遠いよ。
     『銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~』も既に企画倒れだろ。
     まだ見るべきところがあった『包帯クラブ』を含め、堤監督作品は全部コケ。
     それでも何故、映画を撮り続けられるのか?人材不足なんだろうね。


【ワースト主演男優賞】
香取慎吾:『西遊記』
   → ギャー、ギャー騒ぐのは演技じゃないということを、
     “なまか”の誰かが教えてあげて下さい。


【ワースト女優賞】
江角マキ子:『蟲師』
   → 主演じゃないので、“主演”は外した。
     前からあまり上手くないと思っていたけど、これはちょっと。。。
     世界観にこだわる大友監督が、何故世界観を常に破壊する女優を選んだのだろうか?


【ワーストリメイク賞】
『ディパーテッド』
   → 『インファナル・アフェア』の支持者が多い日本において、
     ただでさえ興行に結びつかなくなったアカデミー賞の権威を、
     更に落とすことになった一本。
  
【ワーストアクション映画賞】
『ローグ・アサシン』裏#041裏#042参照)
   → 駄目なアクションなうえ、駄目などんでん返しも見せてくれた、ズタズタ作品。


【びっくりしたで賞】
黒沢清監督『叫び』#141参照)
   → 映画に驚いたのではない。黒沢清監督の発言にびっくしたのである。
     インタビューした時に、個人的な質問をした。
     伊藤P「あのシーンとこのシーンで、なんで役所さんはあの場所にいたんですか?」
     黒沢監督「。。。なんででしょう。。。判りませんね。。。」
     伊藤P「監督、脚本も書かれてますよね?」  
     黒沢監督「はい、書いてますが。。。なんであそこに役所さんいたんですかね?」     
     それをコチラが聞いているのですよ!


<総括>
全ては『恋空』に尽きる。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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