2009年09月25日更新

『今日からヒットマン』 森下悠里 取材記


今日からヒットマン

『今日からヒットマン』

9/26より銀座シネパトスほかにて
配給会社:東映ビデオ
(C)2009「今日からヒットマン」フィルムパートナーズ




前回紹介した『今日からヒットマン』


「主演の武田真治さんにインタビューしませんか?」というお話を頂いたものの、
双方のスケジュールが合わず断念。


ところが続いてヒロインのちなつを演じた森下悠里の取材オファーが来た。


昨年『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップロワイアル』で、
かでなれおんと一緒に取材させてもらっているんだけど、
その時は、正直、作品の中身や演技云々というよりは、
単にグラビアアイドルに取材出来る機会は余りないからやらせて頂いたという、
ちょっと不純な動機だった。


なので、流石に今回は作品の出来や森下悠里の役柄次第というスタンスだった。
まぁ、あんまり積極的じゃない感じ。


しかしながら、『今日からヒットマン』を見て、その考えが180度変わった。


今日からヒットマン


前回の紹介文でも書いた通り、
森下悠里は体当たりの熱演だったと思う。


乳を揉まれ、殴られ、蹴られ、痣と血にまみれまくる。
普通のメイクの方が少ないぐらいだ。


今、グラビア業界はかなりシビアで、活動出来る期間はどんどん短くなり、
回転率も速くなっているという。


グラビアアイドルとしてかなりの成功を収めている森下悠里でさえ、
いつまでグラビアをやり続けることが出来るのか?という老い先の不安はあるでしょう


生き残るためにはフィールドを広げなくてはならない。


そんな強い意志があるからか、
今回、結構、森下悠里の本気を感じてしまった。


明らかに『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップロワイアル』の時とは、
演技に対する意気込みや取り組み方が異なる。


その辺の話を聞ければ面白いだろうと思い、
インタビューをさせて頂くことに。


やっぱり作品なり、取材対象者なりに興味がないと、
良いインタビューなんて出来ない。


で、取材当日。


この日は舞台挨拶付きの完成披露試写会があり、その合間を縫っての取材。


インタビュー前にまずロビーでスチール撮影となり本人登場。


いやはや、流石にグラビアの第一線で活躍しているだけのことはあって、
抜群のプロポーションだし、
カメラを向けられるとショットごとに様々な表情を浮かべ、ポーズを変える。


森下悠里


撮影が終わり、取材部屋となる控室へ案内される。


以前も同会場で何度かインタビュー取材をしたことがあったので、
今回も同じ控室かと思っていたら、別の部屋に通された。


土足禁止で、座敷には絨毯が敷かれた、いわゆる楽屋な感じの部屋だった。


靴を脱いで上ると、こちらへどうぞとテーブルに案内され、
そこに胡坐をかいて座る。


横にはテレビがあり、
他のスタッフが見ていたのか、ドラマ「相棒」が放送されていた。


なんか取材部屋というよりも、
友達の家に遊びに来たかの様な感じ。


今まで数多くインタビュー取材をしてきたけど、
胡坐をかいてというのは初だ。


そんなユルーイ雰囲気だったし、
森下悠里自身もポワワワァ〜ンとおっとりとした感じだったので、
インタビュー自体も自然と和やかに進んだ。


前回もそうだったんだけど、
質問に対する答えは的確だし、話が多少それたとしても、
必ず質問に対する答えに着地する。


改めて頭の回転が早いと思った。


見方を変えると優等生過ぎちゃって面白味に欠けるのかもしれないが、
質問の意図を理解して、ちゃんと狙い通りに返してくれるのは本当に助かる。


話があっちゃこっちゃ行っちゃって支離滅裂だったりする人、結構いるんですよ。


そういう人の場合、言ってないこと書けないし、
文字に起こすのが一苦労だったりする。


でも今回はインタビューをしている最中に、
テキスト化する際どう取捨選択をするかのイメージが湧いてきた。


これは話している段階で、ある程度内容が纏まっている証拠だ。


そして、絶対に聞こうと思っていたバイオレンス・シーン。


綺麗に撮られることを優先させる女優は多いと思うし、
そもそも汚れる役を演じたがらない人も多いでしょう。
(あるいは本人がやりたくても事務所的にNGだったり)


映画にとって必然性があるのなら、
何でも尻込みせずやってみようという姿勢は、俳優として大切だと思う。


森下悠里はその辺を良く理解していたし、
ある意味チャンスと捉え、かなりの意気込みで撮影に臨んだようだ。


本人的にも今ある力を出せたからか、
本作の見所のひとつとして挙げていた。


グラビアでの可愛い森下悠里しか知らないファンが、
『今日からヒットマン』を見たら良い意味で驚くんじゃないかな。


彼女自身、お芝居が相当楽しい様で、
この9月には舞台にもチャレンジ。しかも主演。


女優業の魅力を問うと、
「普段の自分だったら、やれないことや、やってはいけないことが出来る」と返ってきた。


奇しくも先日取材した原沙央莉とほぼ同じ答えだったのが面白い。


でもね、今はやり始めで楽しいかも知れないけど、
今後、女優業を続けていくのなら、いつか壁にぶちあたる日が来ると思う。


その壁をクリアするには勉強と経験が必要だ。


今回は小悪魔的な女の子の役だったから、
今度は悪女を演じてみたいと言っていたけど、
悪女に限らずいろんな役に触れて、どんどん演技を磨いて欲しいですね。


今、活躍している女優さんたちが踏み入れていない、
狙うべき“隙間”はあると思う。


と、その場ではエールを送らなかったけど、
今、エールを送っておきます。


そんなこんなんでインタビューは終了。


続きましては、
T-SHIRT-YA.COMプレゼンツ・テーシャツ・プレゼント!


今回は、“沖縄ヤンキース LOUD!”
LOUD!


こちらのTシャツを手渡すと、
「ありがとうございます」を連発。


プリントされているデザインを見るなり、
「可愛い!!私、黒と紫大好きなんです!
 ありがとうございます!」


ナイス!チョイス!!


いつも通り伊藤Pではなく、
T-SHIRT-YA.COMのスタッフの方が選んでくれたんですけどね。


森下悠里


森下悠里


その後も何度か「可愛い」を連呼していたので、
「他にも可愛いTシャツがいっぱいあるので、一度サイトを覗いて見て下さい」と伝えると、
「はい!見てみます!」と笑顔でご返答。


喜んで頂けたようで、何よりでゴワス!


実は、取材部屋に入った時、
彼女自らがお茶を入れようとしたりと、かなり気遣い屋さんの様だし、
礼儀も正しい。


自らのイメージ作りが大切であるということを踏まえた上で、
やっている部分もあると思うけど、
やれるだけ良いと思うし、される側だって悪い気はしない。


きっと、一度仕事をした人は、
また一緒にやりたいと思うに違いない。


もしも、別の作品で女優としてきらめく何かがあったら、
伊藤Pもまたインタビューしたいって思うもんね。


うーん、男を手の平で転がすちあきとは対極の性格って言っていたけど、
ひょっとして、地でやったんじゃないの?


ということで、まんまとしてやられてしまったようです。


■『今日からヒットマン』
※森下悠里 インタビュー テキスト

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チラシから察するとかなりふざけたB級映画のように思えるが、なかなかできがいい。 役者の多くを無名の人を使っているあたりも好感が持てる。 そして森下悠里... [詳しくはこちら]

コメント (1)

アルトラマン:

映画 かなでvs森下 見てみたいです

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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