2013年08月16日更新

思い出のイースト六本木ビルと麻布十番

ちょっと前に、仕事でスペースシャワーTVさんに行ってきた。


スペースシャワーTVさんのオフィスが入っているビルは、イースト六本ビル。


このビルには、今、小生が所属しているCS放送「エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ」の前々身にあたる
カミングスーンTVのオフィスも入っていた。


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2002年3月末をもって、会社合併に伴い麻布十番に引っ越したんだけど、
2000年9月の入社から1年半ぐらいイースト六本木ビルに通勤していた。


移転後もカミングスーンTVの親会社の映画配給会社ギャガ・コミュニケーションズのオフィスと試写室があったため、
ちょいちょい通っていた。


しかし、ギャガもUSENグループに吸収され、(たしか)2005年に溜池山王に引越した。
この時、試写室も一緒に移転したかどうか、記憶が曖昧なんだけど、
いずれにせよ、2007年3月にはギャガはUSENと共に東京ミッドタウンへと移り、
超立派で音響最強の試写室もミッドタウン34階に設置された。





ということで、少なくとも2007年3月以降、イースト六本木ビルには足を踏み入れていない。
カミングスーンTVの社員として通っていたのは、今から10年以上も前だなんて信じれない。


嬉しいやら、懐かしいやら、切ないやらでイースト六本木ビルに入り、
エレベーターの上りのボタンを押すと「チーン!」と音が鳴る。
この音が全く変わっていなくて・・・。


その後、スペシャの方と30〜40分ほど話し、辞去。


この時、スペシャ特製の「ロック湯呑」を頂いた。


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これが素晴らしいセンスの「ロック湯呑」で、寿司屋風な文字で漢字が書いてあるんだけど、
全て音楽のジャンルやアーティストを表現している。


例えば・・・


音重鋼
音死鋼


わかりますか?


ヘビーメタル
デスメタル


です。


音恍惚
音家


こちらは、トランスとハウス。


音月歩
音誰


マイケル・ジャクソン
ザ・フー



キース・ムーン、ジョン・エントウィッスルがいないのは寂しい・・・


言われてみると「あぁ、なるほど!」という感じなんですけど、
良く考えたなぁーって。
遊び心満載。


こういったユーモアを湯呑という形で具現化できるスペシャさんが、色んな意味で羨ましい。


そんな思いを心に秘め、時計を見るとお昼時。
「腹が減ったぁ」


六本木一丁目駅界隈は、あまりランチを選べない。
六本木駅周辺は、ゴチャゴチャしているし、気ぜわしくて嫌だ。


そうだ。
だったら麻布十番に行こう!
思い立ったらすぐ十番!


カミングスーンTVがギャガ・パブリッシング合併して、
ギャガ・クロスメディア・マーケティングになり、
オフィスは麻布十番のプラスアストルに引っ越した。


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オフィスの裏にパスタ屋があり、
よく食べに行った。


いろいろ種類がある中でも、ホワイトソース系のパスタが特に好きで、
よくオーダーしていた。


よし!あのパスタ屋にしよう!
思い立ったらすぐパスタ!


パスタ屋、パスタ屋と述べている通り、店名がわからん!!
大体、イタメシ屋は洒落た名前が多すぎて店名覚えられん!


「今日のランチどうする?」
「うーん、じゃぁ、ガード下のパスタ屋は?」


「今日のランチどうする?」
「そうねぇ、じゃぁ、地下のパスタ屋は?」


「今日のランチどうする?」
「んじゃぁ、角のパスタ屋は?」


こんな感じで誰も店の名前なんぞ覚えとらんのだよ。


麻布十番時代も「裏のパスタ屋」で意思疎通が出来た。


そんな「裏のパスタ屋」は、「CAFE DEUX TOITS」という店名でした。


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かふぇ、でゅ・・・・といとす?


読めねーよ!!


正しくは、カフェ・ドゥ・トワと読むらしい。


外から見た感じでも、お客さんがそこそこ入っているのが見て取れた。
満員なら別の店に行けばいいや、と思い入店。


幸い1階の4人掛けのテーブルが空いていて、そこに座った。
麻布十番時代、何度もこの店に来たけど、1階は初めてかも。


2階は、明るい印象があったけど、1階はシックな暗さだ。


メニューを渡され、迷った挙句、生ハムときのこのホワイトソースをオーダー。


カフェなんで喫煙可能だったら嫌だなぁーと思っていたら、
普通にテーブルに灰皿が置かれていた。


この店に通っていた頃は、煙草をバカバカ吸っていた。
それが今では嫌煙家。


そうこうするうちに、隣のテーブルの男性陣と、
そのお隣の男性が煙草に火を点けた。


カフェだから仕方ない・・・
でも思いの他、煙の臭いはこちらには漂ってこなかった。


その代わりに厨房から発せられる調理時の湯気で燻製状態。


洋服と髪の毛が臭くなることは間違いなさそうなんだけど、
それにしても良い匂いだぁ〜。


早くパスタ食べたいと思っていたら、サラダとスープが運ばれてきた。


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あぁ、これも懐かしい。
以前からこれだった。


サラダとスープを食して数分で、メインのパスタ登場。


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まず、パスタの茹で加減が絶妙です。
フォークで巻こうとすると、芯がある分、反発してなかなか巻き付いてくれいない。


アルデンテっていうんですか?
ほんの少しだけ芯が残っていて、コシのあるパスタ。


口に頬張り、噛むと、表面は柔らかく、芯の部分で歯ごたえを感じる。
やっぱりパスタの茹で加減は大切だと痛感させられた。


そんでもって、ホワイトソースがまた、美味いんですよ。


相当細かい玉ねぎのみじん切りとかが入っていて、
味に甘みとコクがある。


数年ぶりに食べたけど、変わらない味で最高でした。


至福のパスタの後は、ほんの少しだけ麻布十番を歩いてみた。


「CAFE DEUX TOITS」の裏手には、「VESTA Asabu(ベスタ アザブ)」があるんだけど、
ここは以前は「Kwel(クール)」というダイニングがあった。


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麻布十番時代は相当この店で飲んだ。
過去、一番泥酔した店だったかも。


オーナーのAさんとは、一緒に沖縄に行った。


思い出の地です。


「Kwel」消滅後の「VESTA Asabu」にも一度だけ行った。
でもあまり覚えていないや。


東京都道319号環状三号線の横断歩道を渡ると、
ビブロスとレインボー・ロール・スシがあって・・・、
あれ?ない!ビブロスがない!
レインボー・ロール・スシもない!


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レインボー・ロール・ズシは、麻布十番にオフィスが移転した初日に来た。
当時の上司で、このところ本ブログへの登場回数の多いAさんと一緒にね。


なんか会社の不満をぶちまけながら、ランチビール頼んで、
カリフォルニア巻を食ったのは覚えています。


後にも先にも、ランチビールを飲んだのはこの時だけです。


因みに、レインボー・ロール・スシは、2011年12月30日(金)閉店し、
ビブロスは、現在青山にあるようです。
http://yasutono.blog.fc2.com/


どうせここまで来たのならと、近場で思い出の飲食店を見てみることに。


「あべちゃん」。


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500円で焼き鳥丼を食わしてくれるサイフに優しい焼き鳥屋。
でも早くに売り切れてしまうのです。


続いてもう少し奥に入っていくと「あかしや」が。


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この店についてはいろいろと語りたいところではあるのですが、
営業妨害になりかねないので自粛します。


なぜ潰れない!!!!!!!!!!


私にとっては、富士急ハイランドの戦慄迷宮よりも怖いです。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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