2015年02月07日更新

東京ソラマチ〜浅草寺 PART1

「虎ノ門 金刀比羅宮」「辰巳起点散策5 PART1〜3」に続きまして、
2014年散策未アップ第3弾。


「日経トレンディ」が毎年発表している「年間ヒット商品ベスト30」で、
2012年に堂々第1位を獲得したのが何であったか、皆さん、御存じでしょうか?


30位 キッズダンス
29位 お掃除ロボット
28位 もて涙袋 モイスチャー
27位 バトロボーグ20
26位 東京チカラめし
25位 金環日食
24位 ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1
23位 メタリックナノパズル
22位 タトゥーストッキング
21位 アレジオン10


20位 レノアハピネス アロマジュエル
19位 GALAXY S3&Note
18位 俺のイタリアン&フレンチ
17位 太陽のマテ茶
16位 アクア(小型ハイブリッド車)
15位 コンビニ和スイーツ
14位 マイヤー 電子レンジ圧力鍋
13位 ソニッケアー エアーフロス
12位 N BOX(軽自動車)
11位 塩麹


10位 黒ビール系飲料
09位 街コン
08位 キリン メッツ コーラ
07位 おさわり探偵 なめこ栽培キット
06位 JINS PC
05位 フィットカット カーブ
04位 マルちゃん正麺
03位 国内線LCC
02位 LINE


以上が、「日経トレンディ」による「2012年ヒット商品ベスト30」の30位から2位。


中には、“あぁ、こんなんあったねぇ〜”というのもありますが、
比較的生き残っている商品が多いように思います。


そんな「2012年ヒット商品ベスト30」の第1位を獲得したのは…


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東京スカイツリー!


2012年5月22日に開業した高さ634mを誇る世界一ノッポのタワーだ。


オープンして早2年半以上、
高いタワーですから遠目には見たことがあるけど、
登ったことはないし、もっというと近くから拝んだこともない。


ということで、年の瀬も押し迫った2014年12月末に行ってみた。


地元の吉祥寺から中央線、銀座線を乗り継いで、浅草駅へ。


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浅草に来たのは、光武蔵人監督と一緒に
『サムライ・アベンジャー/復讐剣 盲狼』の小道具を買いに来て以来なんで、
なんと7年ぶり。


浅草駅4番出口から出てすぐ、
落語の超有名な人情噺「文七元結」に登場する吾妻橋から、
アサヒビールタワー、スーパードライホール(通称、うんこビル)と
スカイツリーのスリーショットを撮影。


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うんこビルは、フランスの有名な建築家フィリップ・スタルクが手掛けた。


にも関わらず、なんで“うんこ”なのか?


アサヒビールとビルのデザインの打ち合わせで来日したフィリップが、
歓迎会で牡蠣を食べてあたり、腹を下しまくった腹いせでうんこのデザインになった。


などという説もあったりしますが、
躍進するアサヒビールの心の象徴を表しているとのこと。


うんこではなく、炎でして、
「炎のオブジェ」が正式名称。


「文七元結」の主人公、左官屋長兵衛が、この光景を見たらどう思うんだろうなぁ。


うんこビルを左手に見ながら歩くこと数分で、
東京スカツリーの麓へ到着。


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うーん、やはり近くから見上げると、その高さに圧倒される。


時刻は11時半。
昼ご飯には少し早いが、12時を過ぎると、
東京スカイツリーの土台に位置する東京ソラマチや、
近隣の飲食は壮絶に込みそうなので、店を物色。


前日、仕事納めで結構お酒を飲み、若干ダメージが残っていたので、
ここはさっぱりとうどんにした。


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「うどん本陣山田家」のぶっかけうどん(トッピングでわかめ)。
サイドメニューで、焼鯖寿しも頼んでしまった。


えっ〜、トッピングのわかめですが、
“塩抜きしてないのか!?”ってぐらいしょっぱかったです。


わかめが残念ではありましたが、
うどんやちょっとした箸の攻撃で、ボロボロと形が崩れる軟な焼鯖寿しも、
味は悪くありませんでした。


この後、いよいよスカイツリーの展望デッキへ!


となるのが普通ですが、高さ350mの展望デッキの料金が2,570円。


さらにそこから100m高い450mの展望回廊の入場料が1,030円。


トータルで3,600円。


3,600円あったら顔付が豪華な落語へ行くかなぁ。


しかもチケット購入の待ち時間が90分。


恐らくエレベーターに乗るのに数十分は待たされる。


落語会で、4席ぐらい噺を聴けそうだなぁ。


ということで、展望台は止めてなんとなく賑やかな、
民放各局のオリジナルキャラクターグッズなどが売られている
テレビ局公式ショップ 〜ツリービレッジ〜へ。


特に何かを買うつもりもなかったんだけど、
テレ朝コーナーで、「クレヨンしんちゃん」のキーホルダーを買ってしまった。


買物をした後は、必ず行こうと思っていたすみだ水族館へ。


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ゲートを抜け、青い階段を上がると水槽群がお出迎え。


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丁度、1週間前の「アド街ック天国」のネタが東京スカイツリーで、
当然のごとく「すみだ水族館」も紹介されていたし(4位)、
冬休みシーズンだったので、相当の混雑を覚悟していたが、
思いの外、空いていた。


やはり水族館という空間が好きだ。


暫く魚の優雅な泳ぎを眺めた後、
次のゾーンへと行くと、様々な種類のクラゲが待っていた。


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海水浴場では出会いたくないけど、
こうやって見る分には、ウェルカム。


水中を漂う姿は、優雅で幻想的。


何を想い、何が楽しくてクラゲ達は生息しているのだろうか?


タコクラゲ。


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アカクラゲ。


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これらのクラゲは、触手が印象的だ。


そして、能年玲奈クラゲ。


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映画『海月姫』の宣伝の一環で、イベントでもやったのでしょう。
しかし、イベント甲斐なくこの映画はコケました。


過去に大物、人気、話題の女優を主演に据えてコケた映画は数多ある。


映画の興行は、主演女優だけが負うべきものではない。
よって、能年ちゃんは、あまり気にしなくて良い。


クラゲの次はユニークな生き物たちのゾーン。


いろいろおりましたが、多くの生き物は動きが速く、
写真を上手く撮るのは至難の業。


ということで、ほとんど動かないダイオウグソクムシ。


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深海200〜1000mの深さに生息する巨大海生甲殻類。


地域によっては、食べるらしい。
中でも素揚げが美味とか・・・。


どーんとダイオウグソクムの素揚げが出てきたら、
インパクト大だろうなぁ。


続く特設スペースでは、
葛飾北斎の浮世絵で描かれた馴染み深い生物が展示されていた。


伊勢海老。


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久しく食っていない・・・。
食いてぇ〜!!!


穴子。


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ちょっと前に「すしざんまい」で食べた、ランチのちらしずしの上に乗っていた。


穴子の場合、タレなので、
ちらしずしだと他のネタにアマダレが付着して、やや困る。


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ほとんどプレデターのようにカモフラージュしていますが、
ヒラメです。


この他、ナマズ、ドジョウ、ボラ、ガザミ(ワタリガニ)等が、
展示されていた。
※展示期間:2014年12月27日(土)〜2015年2月1日(日)


葛飾北斎ゾーンを抜けると、サンゴ礁のゾーン。


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抜群に綺麗なサンゴ礁ゾーンの中で、
最も多くの集客数を誇る人気者がコチラ。


約600匹のチンアナゴたち。


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体を砂の中に入れている珍しい穴子だから、
チンアナゴなのかと思ったら、
日本原産の小型犬“狆(ちん)”と顔つきが似ているから、
この名が付いたという。


たまに砂から体を出すチン様も見受けられた。


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いやー、飽きない。
見ていて全く飽きない。


訪問日の前週に放送された「アド街ック天国」では、
このチンアナゴに魅了されたカップルが、
この水槽の前で挙式を執り行ったことを紹介していた。


その様子を伝える記事


カップルの依頼を受けて、OKを出すすみだ水族館。
さすが江戸っ子!
粋じゃぁないですかぁ!


因みにチンアナゴを調べていたら、
“ちんあなごのうた”なるものを発見。





「ちんあなごのうた」公式サイト


子供向けの「みんなのうた」のような歌かと思ったら、
意外と曲調がロッキンで驚いた。


チンアナゴは多くの人たちを魅了しているようです。


チンアナゴと同じ水槽には、逆立ちしている変わった魚もいます。


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ヘコアユ。


串に刺して炭火で塩焼きにすると最強に美味いアユとは別種で、
食用には向いていないとのこと。


あとは、微動だにしないネコザメもいました。


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ネコザメは、2014年3月に訪問した葛西臨海水族園で触った。


その「葛西臨海水族園」では、
売りのひとつであったクロマグロやカツオが、ウィルスに侵され大量死し、
昨年の12月には165匹いたのに、2015年2月8日の時点でたったの3匹。


心が痛みます…。


サンゴ礁ゾーンから下のフロアを覗くと、
ペンギンコーナー。


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一羽、超ハイスピードで泳ぐ元気なペンギンがいて、
お客さんを楽しませていた。


葛西臨海水族園のペンギンコーナーは、
屋外にも関わらず若干、獣臭が漂っていたが、
すみだ水族館はなぜか無臭だった。


スロープ伝いに下りて行くと、
水槽の一画にお立ち台があり、そこにペンギンが。


かなり至近距離からペンギンを撮影することができた。


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ペンギンが泳いでいるところの撮影を試みるも、
俊敏過ぎてダメだった。


陸の上では動かないのに・・・。


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ペンギンの水槽には、オットセイもいて、
旭川動物園(2005年ぐらいに行ったことがある)のように、
思考を凝らした見せ方が施されているんだけど、
いかんせん天井が低くて、頭をぶつけまくった。


ペンギンコーナーの近くには、
小笠原村協力の「東京諸島」の海をテーマにした大水槽。


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美ら海水族館の巨大水槽を体験している身としては、
正直、物足りなさを感じてしまう。


※参考記事:「沖縄1日目」


大水槽から、再び上のフロアへ上がれる別のスロープがあり、
約5,000枚の鏡空間に囲まれた「クラゲ万華鏡トンネル」が、
開催されていた。
※2015年1月12日(月)にて終了


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幻想的な空間を味わった後、
スカイツリーの夜空に、小笠原のクジラが回遊する
プロジェクションマッピングが行われる大水槽へ戻る。


程なく、プロジェクションマッピングがスタート。


巨大水槽にクジラが映し出される。


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最初、クジラはお台場、六本木あたりを泳ぎ、
ようやくスカイツリーへとやってくる。


初めてプロジェクションマッピングなるものを見ましたが、
平面ではない歪曲した水槽の面に映像が綺麗に映し出された。


なかなか綺麗で迫力があった。


傍で見ていた小さい女の子は、
クジラが出てきた瞬間に、ビクッと身体を硬直させていた。


子供が驚くぐらいだ。
水槽の中の魚たちは、突然、実態のないクジラが現れて何を思う?


以上、すみだ水族館。


また行きたいか?と問われれば、行きたいですね。


期間ごとに特別展示やイベントをやっているようなんで、
行く度に違う楽しみや発見がありそう。


入場料は大人2,050円だったんだけど、
年間パスポートはなんと4,100円。


2回行けば元が取れる。


なんと良心的な価格設定。
さすが江戸っ子!
粋じゃぁないですかぁ!
(でもタワー展望台の料金は、粋じゃない)


そらまち水族館で2時間ぐらい歩き回ったので、
小腹が空いた。


ということで、おやつ。


そらまち水族館の近くにあったサザエさん茶屋が気になる。


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他にもいくつか飲食店があったが、
結局、サザエさん茶屋に決定。


サザエさん焼 カスタード味シナモンアップル入りに惹かれながらも、
波平さん焼もんじゃ味 モチ・マヨネーズ入りを購入。
210円。


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これがねぇ〜、想像以上に美味くてビビった。


ビールが飲みたくなる一品でした。


この後、せっかくここまで来たのだからと、
浅草寺へ行くことに。


以降、「東京ソラマチ〜浅草寺 PART2」へと続く。

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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