海 2015 PART1 (伊藤Pのブログ)

すっかり秋めいてきました。

今年は毎年の夏の恒例行事となっていた佐藤アサトとのディープツアーは、
双方のスケジュールが合わずお休みとなりましたが、
もうひとつの恒例の海旅行は決行。

「海 2010」
「海 2011」
「海 2012」
「海 2013」
「海 2014」

今年、一緒に海を過ごすメンバーは、悪友Ｉ以外、
いつもとはかなり異なり、
悪友Ｉの奥さんであるチエちゃんと、悪友Ｉの地元と学生時代の友人たち。

唯一、小生が映画業界に入って、
一番最初に仲良くなった映画宣伝会社のＨ江っちという女性が、
10年ぶりに参加を表明していたんだが、
レンタカーを1人で運転して1日目の夜に現地入りし、
翌朝からスキューバーダイビングをするとのことで、
あまり行動を共にしない予定。

そして、小生の会社の女性Dが、急遽出発の前々日に参加することに。

以下、メンツ。

【第１班】
悪友Ｉ
悪友Ｉの奥さんチエちゃん
ハタさん（悪友Ｉの友人）
Andoさん（悪友Ｉの友人）
小生
小生の会社の女性Ｄさん（急遽、前々日に1日目のみ緊急参加表明）

この６名はチエちゃんの実家から借りたアルファードで、
海へと向かう組。

【第２班】
ジュンヤさん（悪友Ｉの友人）

【第３班】
きとちゃん（悪友Ｉの友人）
きとちゃんの奥さん
きとちゃんの子供

第２班と、第３班は昼前に現地合流。

【第４・５班】
いけちょさん（悪友Ｉの友人）
モリさん（悪友Ｉの友人）

【第６班】
Ｈ江っち（映画宣伝会社勤務）

第４～６班は、夜、宿合流。

【第７班】
ヤスさん（悪友Ｉの友人）
ヤスさんの奥さん
ヤスさんのお子さん

第７班は、二日目の昼前に現地合流。

悪友Ｉの友人の中で、知り合いはジュンヤさんときとちゃん。
一緒に海に行っているし、何度か飲んだこともある。

ヤスさんは、12年前、海で会い、
その後ほとんど会う機会がなく、今年の8月に少しだけ会話したぐらい。

チエちゃんとは、一度飲んだことがある。

いけちょさん、モリさんとは、挨拶程度。

ハタさん、Andoさんは初対面。

そこそこ人見知りなので、やや不安に思いつつ出発の日。

金曜日の真夜中（つまり土曜日）、
悪友Ｉが運転するアルファードが自宅まで迎えに来てくれた後、
近くのファミレスで待機していたＤさんをピックして出発。

ハタさん、Andoさんとは初対面だったが、
すぐに打ち解けられた。

今回の海に参加する悪友Ｉの友人たちは、
全員ＴＵＢＥの大ファン。

往路の車中はＴＵＢＥが鳴り響いているかと思っていたが、
意外や意外、音楽無し。

６人も乗っていたし、初対面の人たちが多かったから、
会話重視にしようという悪友Ｉ(の奥さん)の配慮だったのかな？

因みに会社の同僚のＤさんは、
随分前に飲み屋でＴＵＢＥのメンバーとたまたま会い、
流れでカラオケに行ったことがあるという逸話の持ち主。

途中、海老名ＳＡ等で休憩を挟みつつ、
快調に飛ばして、夜明け前の5時20分に海に到着。

天気予報では、曇りマークがついていたが、
この時点では期待の出来る空模様だ。

車から荷物を降ろして、海辺へ運んでいるうちに日の出。

去年もこの海で日の出を見ることが出来たけど、
写真を見比べると今年の方が太陽の輪郭がしっかりとしている。

なんという美しさ…。

太陽に見とれながらも、ベースキャンプを設営。

初参加となったＤさん以外、
今いるメンバーは、この海の猛者たちばかり。

ハタさんとAndoさんは、悪友Ｉと何度も来ていて、
海歴は小生よりも古くて長い。

タープを張るのに必要なペグを忘れたにも関わらず、
ベテラン勢は全く動じない。

柵や石を使って瞬く間にタープを張り終えて、かんぱ～い！！

２年前から定番になっていた生ビールで乾杯をする予定だったんだけど、
悪友Ｉが生ビールサーバーとバッテリーを繋ぐコードを忘れてしまい、
樽缶を冷やせないということで、缶ビールでの乾杯となった。

生ビールで乾杯出来ないのは残念だが、
朝5時56分に、この海で飲むビールは美味いなぁ～。

晴れてくれてありがとう！

ってことで、太陽にも乾杯。

乾杯が済んだら朝食の準備。

来る途中に寄ったセブンイレブンで買った、
ハムとチーズを食パンで挟み、
悪友Ｉ所有のキャンプ用トースターで焼いたトースト。

キャンプ用トースターは、キャンプ好きの悪友Ｉが、
この１年の間に仕入れた新兵器。

ならば、小生も新兵器を投入して、同じくトースト。

カセットコンロの下に紙袋を敷いて、
芝生が焦げないようにしたけど、パンはちょっと焦げちゃった…。

少し苦かったけど、美味かった。

そうこうするうちに、氷を入れたクーラーボックスによって、
程よく生ビール用の樽缶が冷えので、生ビールが飲めるという。

悪友Ｉが、名誉挽回とばかりに生ビールを注ぐ！

やっぱり海で飲む生ビールは格別！

我慢できずに少し飲んでからの撮影。

この写真を撮ったのが7時ちょい過ぎで、
この後、マッタリタイムだったことは覚えているんだけど、
細かい記憶がはっきりしない。

後日、Ｄさんに聞いたところによると、ギターを弾いていたらしい。
果たして、何を弾いていたのか…。

そして、９時半頃、第２班、第３班のジュンヤさんと、
きとちゃんファミリーが到着。

この頃になるとそろそろビールも辛くなり、こちらの酒に移行。

久米仙古酒 GOLD。

銀座のわしたショップで購入。

少し前からわしたショップの泡盛コーナが、
かなり縮小されてしまい、相当物足りないなぁ。

泡盛を好んで飲むぐらいなので、
酒は好きだし、そこそこ飲める口で、
これまで、この海では一番の酒豪的なポジションだったが、
今回は強者がいた。

それは、ハタさん。

途中で寄ったセブンイレブンで、
月桂冠の２リットルパックを購入していた。

「酒（泡盛）ありますよ」と伝えるも、
「いや、俺、相当飲むんで、自分用の日本酒がないと落ち着かないんだ」との返答。

どんだけ飲むんだぁ～と思ったら、
スゲェ～勢いで月桂冠を飲んでいて、愕然とした。

日本酒は酒の中でも糖分が高いんで、
あんまり飲みすぎると糖尿病とかになってしまう。

ハタさん、ほどほどにね。

ハタさんが日本酒で、小生が泡盛で喉を焼いていると、
おてんとさんは、水面を焼く。

太陽光線を浴びた海は、透明度を増すばかり。

海に入りたいけど、その前にメンツが揃ったところで、
少し早いが、飯だ！飯！

まずは、近所のスーパーで買った和牛カルビ。

みんな「美味い！」と言って食べていたが、
この和牛カルビは、前座なのです。

二つ目通り越して、真打登場！

特Ａクラスの和牛しゃぶしゃぶ肩肉。

海といえばバーベキュー。
バーベキューといえばカルビを焼く。

しかし、それはもうこの海でやった。

海でやらないことをやりたい。

過去にはキムチ鍋とかやった。

考えた末、今年はしゃぶしゃぶ！

海でしゃぶしゃぶという発想をする人は、
あんまりいないんじゃないかなぁ。

ということで、学生時代にバイトしていたスーパーのお肉屋さんにお願いして、
激安で購入。

本当は土鍋が良かったんだけど、
持ち運びの不便さもあって圧力鍋になったが、
その圧力鍋に昆布を放り込み、
出汁を取ったところで、しいたけ投入で追加出汁。

箸ですくい、熱湯で軽くしゃぶった肉を
もみじおろし（面倒なんでチューブ）を加えたポン酢にちょいと浸してパクッ！

やばいなぁ～。

年に何度かこのしゃぶしゃぶ用和牛を食べてはいるが、
まさか海で食べる日が来ようとは！

そして、何よりもみんなが「超美味い！！！」と、
絶賛しながら食べてくれたのが嬉しい。

後日、ご提供して頂いたお肉屋さんに御礼のメールを入れたら、
「カズ(小生)が恥ずかしい思いをしなくて良かった」という謙虚な返信が。

いやいや、信頼しているからこそオーダーしたんですよ！

写真には写っていませんが、
豚ロースしゃぶも同じお肉屋さんで購入しておりまして、
これもまたねぇ…美味いんだわ。

メインを食べたら腹も気持ちも満足となったのか、
他にもいろいろと食材を用意していたのだが、進まず。

暫く休んだ後、Ｄさんたっての希望で、
悪友Ｉ、ハタさん、じゅんやさん、きとちゃんたちと海へ。

ラッシュガードとフィン、シュノーケリングを装着し海へ突入。

沖縄で大活躍した防水カメラPENTAX WG-3をこの海に初導入。

魚群。

緑色が印象的な魚。

海から見た浜辺。

別の魚群。

海のマスターであるジュンヤさんがいたので、
今まで行ったことのない沖合まで遠征。

写っているのはきとちゃん。

シュノーケル無し、浮き輪だけでここまで到達。
この人も猛者だ。

楽しくて1時間ぐらい海中にいた。

海辺に戻り、暫し寛いだ後、撃沈！

寝た！

後日、悪友Ｉの奥さんが撮影した写真には、
椅子に座り、スマホを握りしめた体勢で寝ている姿が写っていた。

横に転がっているのはAndoさん

そして、目を覚ました時には、
Ｄさんときとちゃんファミリーは帰っていた。

挨拶できず、すんません！

この日は、【第４～６班】が夜に合流することになっていたので、
早目に切り上げて居酒屋に行く予定だったんだけど、
どうやら居酒屋がやっていないらしことが判明。

先の和牛肉を含め、食材がかなり余っていたし、
宿はキッチン・調理器具・皿等が完備なので、
宿で宴を催すことに。

宿へ行き、みんなが順繰りに風呂に入っている間に、
映画宣伝のＨ江っち、いけちょさん、もりさんが次々と到着。

２次会開始！

まずは夜合流組に味わって頂きたかったのは、
当然、こちら！

しゃぶでぇーす。

お三方の胃袋掴みましたぁ！！！

先発隊も腹が減っていたので、
家で漬け込んでおいた豚の生姜焼きを調理して投入。

そして、今回、もう一人料理マスターがいた。

Andoさん。

実は日中も、海辺で焼き隊長として大活躍だったんだが、
宿に戻っても自主的に台所に立ち、
包丁、まな板を駆使して食材を刻む！刻む！

お湯を沸かして、とうもろこしを茹で、
刻んだ食材(ニンニクなど)と一緒に炒めて、コーンバターを作ってくれた。

缶詰のコーンを使ってのコーンバターは簡単だけど、
とうもろこしから作るのは、難しくはないが面倒。

手間をいとわず、美味いモノを作る。
Andoさんやりますなぁ～。

昼間から肉料理が続いたので、そろそろ魚！

ってことで、アクアパッツア。

みんなこんな料理が出てくるとは！と驚いていたけど、
実はハイパーお手軽料理。

これだけじゃ、料理上手とはいえませんが、
みんなが美味しい、美味しいと食べてくれるので、
調子こいて、別の白身魚でもう一品作ってしまった。

さてさて、酔いも回ったところで、ＴＵＢＥタイムへ突入。

先発隊はもちろんのこと、いけちょさん、モリさんも、
ＴＵＢＥ大好き！

そんな話を耳にしていたので、買っておいたんです。
これを。

海に行く２日前に入手したのと、
ＴＵＢＥの音源を持っていなかったので、
ほとんど練習できなかった。

さらに、押さえるのがそこそこ面倒くさいコードを使っていたり、
コードが頻繁に変わる曲が多く、一筋縄ではいかない。

そんなんだから、悪友Ｉが再生した音源に合わせて、
ＴＡＢ譜を見ながらコードをかき鳴らすも、うまく弾けなかった。

しかし、唯一、悪友Ｉからのリクエストで、予習していた曲がある。

「風に揺れるTomorrow」。

モリさんのカラオケの十八番というこで、
原曲を流しながら、小生がギターを弾き、モリさんが歌う。

そんな光景のどこかに刺さったのか、
チエちゃんが落涙。

しばらくＴＵＢＥタイムは続くも、
コードだけとはいえ、初見のＴＡＢ譜を見てギターを弾くのはなかなかしんどく、
ＴＵＢＥは終了。

伊藤Ｐ・オン・ステージへ移行。

Eagles「Hotel California」
ZZ TOP「Tush」
The Doobie Brothers「China Grove」
Journey「Don't Stop Believin'」
Ozzy Osbourne「Crazy Train」

といった、みなさんが好きでもないが、
とりえずなんとなく弾けるロック、ハードロック系の曲を弾き倒した。

元々そんなに上手くないし、練習もしておらず、
かなり微妙な演奏もありましたが、
みんなが盛り上げてくれたおかげで、気持ち良く弾けました。

特にいけちょさんからのお褒めの言葉は、
小生の調子に乗らせるのに十分の威力だった。

ヨッ！盛り上げ上手！

ご静聴ありがとうございました。

来年は歌謡曲の譜面を用意しましょう。

自己満タイムを終えると、
散々食い続けてきたのに、みんなが「腹減った」と言い出し、
その期待に応えるべく、一人の男が立ちあがった。

その男は、モリさん。

なんと元シェフ。

真の料理マスターがいるじゃないか！

そんなモリさんが、台所に立ちラーメンを調理。

やっぱり〆はラーメンだよねぇ～。

いろいろ満足して、就寝。

いびきをかかない、寝言を言わない静かに寝る組用の部屋に入ったら、
なんとジュンヤさんが爆睡中。

海マスターのジュンヤさんは、
いびき、無呼吸症候群のマスターでもある。

こんなこともあろうかと、耳栓を持ってきていたんだけど、
あまり役に立たないほど、マスターのいびきは強烈。

しかたなく、耳栓をした状態でヘッドフォンを装着し、
スラッシュメタルバンドのSlayerを流しながら寝に入る。

流石にSlayerの音の方がジュンヤさんのいびきに勝ってはいたが、
こんな状況で熟睡なんぞできるはずもない。

今から10年以上前、
悪友Ｉ、きとちゃん、ジュンヤさん、小生の4人でこの海に来たことがあった。

悪友Ｉのいびきと無呼吸症候群、
きとちゃんのいびきと寝屁、
ジュンヤさんのいびきと歯軋りに苦しめられ、
一睡も出来なかったことを思い出した。

その夜同様、ほとんど寝ていないに等しい状況で朝を迎えた。

以降、「海 2015 PART2」へと続く。