2017年07月29日更新

辰巳起点散策9 妙見島

2017年7月16日(日)、所用があり辰巳へ行った。


空き時間が4時間ぐらいあったので、
以前から行ってみたいと思っていた妙見島へ行くことにした。


妙見島は東京23区内唯一の自然島。


東京と千葉の県境、旧江戸川に浮かぶこの島の最寄駅は浦安。


辰巳からだと東陽町駅まで歩いて、
東西線に乗って行くのが(小生的には)ベストルート。


この日は34度を超える夏日。
辰巳から東陽町までは約3.6キロ。


ちょっと熱中症が心配だったが、
何度か辰巳から東陽町まで歩いたことあるから距離感はわかるし、
小まめに水分補給をすればどうにかなんだろう。


ってことで、妙見島を目指し歩き出すこと数分。


曲がり角がある珍しい橋、しおかぜ橋。


IMG_1584_RRr.JPG


その名の通り、風が抜けて暑さを軽減させてくれるが、
いつも以上に海の潮の生臭さがきつい。


水面を見ると運河が赤くなっていた。


変色と異臭は、
おそらく今年大発生している赤潮が原因。


しおかぜ橋の近くには、越中島貨物線の廃線跡がある。


IMG_1586_RRr.JPG


この先は工事用の列車が発着する現役の越中島貨物駅。
よって、この線路が無くなる心配は余りないんだが、
道を挟んで反対側にある廃線跡は、完全無用な状態なので生存が危うい。


再開発が著しいご時世ですから、
ここを訪れる度に、線路が無くなっているのではないかと心配になる。


幸いまだレールは撤去されていなかったが、
雑草に覆われていた。


IMG_1587_RRr.JPG


塩浜、洲崎を抜け永代通りに出て、
東陽町駅から東西線に乗車。


ラッキーなことに快速だったので、
南砂町、西葛西、葛西をすっ飛ばして、浦安駅に到着。


IMG_1590_RRr.JPG


生まれて初めて降り立った。


東京都道・千葉県道10号東京浦安線を葛西方面に歩くと浦安橋。


IMG_1591_RRr.JPG


昭和53年(1978年)建設なので、結構、年季が入っている。


写真では解り難いが、そこそこ傾斜がきつく、
自転車の場合、自転車から降りて引いて歩く必要がある。


旧江戸川に差し掛かると妙見島が見えてきた。


IMG_1592_RRr.JPG


全くをもって島には見えませんが、島なんです。


浦安橋の途中から妙見島へ上陸することが出来る。


島の案内板を見るとほとんどが、工業施設。


IMG_1593_RRr.JPG


とりあえず案内板で見ると左側、島の北方面を攻めてみる。


すぐに工業施設が姿を現した。


IMG_1594_RRr.JPG


入口には、「共同企業体 新東京アスコン」の看板が出ていたが、
先程の案内板には、「新世紀工業(株)妙見島瀝青混合所」と書いてあった。


事業者が変わったのだろうか?


遠くの方で、機械の稼働音のような音が鳴っているが、
日曜日ということもあってか、人気もなく割と静かだった。


しかし、風が少し吹いただけで、砂埃が舞う。
平日の風の強い日とか、大変なことになりそうだ。


続いて、「東京油脂工業(株)東京工場」。
※公式HPだと江戸川工場になっている。


IMG_1596_RRr.JPG


公式HPに数年前発生した火災を詫びるページがあった。


この工場では、食用の油製品を作っているようだ。


突き当たりにあるが、「ニューポートマリンクラブ」。


IMG_1605_RRr.JPG


ヤマハが経営するマリーナで、中にはレストランもある。


妙見島だとピンクの塗装が、ちょっと浮き気味。


「ニューポートマリンクラブ」の近くで、
妙見島の最北端にあるのが、「月島食品工業(株)」。


IMG_1600_RRr.JPG


屋上に設置された丸いタンクが印象的。


敷地内には円柱型のタンクが幾つもある。


IMG_1599_RRr.JPG

「月島食品工業」の公式HPに商品が載っている。


マーガリン、ショートニングが、主力商品のようだが、
業務用なのだろうか?


「月島食品工業」の正門左手には、妙見神社。


IMG_1604_RRr.JPG


島の名前の由来になった神社とのこと。


建立年は不明だが、南北朝時代の貞治元年(1362年)、
この島に妙見堂が建てられたという記録が残っているそうな。


妙見島は元々千葉県に属していたが、
明治28年(1895年)に東京都へ編入された。


優れた視力を持つ妙見菩薩という仏がいて、
下総(現在の千葉)の大名たちの守護神として崇められていた。


この辺のネタを拾うと妙見島の歴史が見えてくるんだが、
妙見堂、妙見菩薩というワードからすると、仏教だ。


現在の妙見神社は、神仏習合?
それとも神仏分離からの廃仏毀釈の影響?


続いて、最西端の「(株)日成ストマック・トーキョー」。


IMG_1606_RRr.JPG


こちらは産業廃棄物処理を商いにしている企業。


やはり人気がない。


来た道を歩いて、島の案内板まで戻る。


この間、出会った人ゼロ。
「東京油脂工業(株)東京工場」からトラックが、
粉じんを巻き上げながら出てきたのが、唯一。
(ドライバーは女性だった)


この後、浦安橋を挟んだ反対側へ行ってみると、
なんとラブホテルがあった。


なぜかわからないが、この日撮影したはずの写真データが数十枚、
iPhoneから綺麗さっぱりなくなっており、
消えた写真の中には、このラブホの外観を撮ったものも含まれている。


ラブホを通り過ぎて、最南端まで行ってみたが、
特に興味を惹かれるものはなかった。


よしそろそろ島からオサラバしようと歩き出し、
ラブホの前を通ろうとしたら、
ちょうど事を終えたカップルを載せた乗用車が、駐車場から出てきた。


東京23区唯一の自然島にあるホテルでメイクラブ。
粋だねぇ〜(←これっぽっちも思っていない)


この後、浦安駅ではなく、葛西駅まで歩いた。


葛西駅にある地下鉄博物館に立ち寄ってみたかったが、
時間的にゆっくり見ることができなさそうだったので、
またの機会にした。


東西線に乗り、東陽町駅へ。


つい先日、東陽町にある明治乳業の物流センターで大規模な火災が発生した。
火災現場は、多分、スカパー東京メディアセンターの近くのはずなんで行ってみた。


したらば、まじで目と鼻の先だった。


IMG_1618_RRr.JPG


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右側の建物がスカパー東京メディアセンター。


後日、スカパー!の人に火事があった日の事を聞いたら、
周辺が閉鎖されエライこっちゃだったそうな。


死者や延焼がなかったのは、良かった。


この時点で、14時半。
昼ご飯を食べていない。


暑いし、ここ数日、腹具合が良くなかったので、
以前行ったことのある蕎麦屋越後そばへ行くことにした。


※参考記事:
「辰巳起点散策6 PART1 東陽町」


で、店の前まで行ったら、シャッターが降りていた。
日曜日は定休日だった。


仕方なく隣にあった松屋に入ったら、
なんだか店内が異様に暑い。


なんだかおかしいと思いながら、
食券を買い席に座ったら、
「空調が故障しており、冷房が効きません。
 ご迷惑をお掛けいたします」という貼紙が貼ってあった。


牛めし食いながら、汗かきまくった。


外に出たら、外の方が涼しかった。


そして、辰巳まで歩いて戻りました。


以上、妙見島散策でした。
何もない島だったけど、念願叶ったんで良かった。


この日のトータルの歩行距離は19.5キロ。


久々にかなり歩いた。




※参考記事:
「辰巳起点散策 PART1 新木場」
「辰巳起点散策 PART2 於岩稲荷田宮神社」
「辰巳起点散策 PART3 鐵砲洲稲荷神社」


「辰巳起点散策2 PART1 富賀岡八幡宮」
「辰巳起点散策2 PART2 木材・合板博物館」
「辰巳起点散策2 PART3 辰巳桜橋」


「辰巳起点散策3 PART1 枝川」
「辰巳起点散策3 PART2 越中島貨物線廃線」
「辰巳起点散策3 PART3 荒川河口橋〜葛西臨海公園」


「辰巳起点散策4 夢の島公園」


「辰巳起点散策5 PART1 八幡橋」
「辰巳起点散策5 PART2 富岡八幡宮」
「辰巳起点散策5 PART3 深川不動尊」


「辰巳起点散策6 東陽町」


「辰巳起点散策7 都営辰巳一丁目アパート」


辰巳起点散策8 門前仲町

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プロフィール

1974年、東京都生まれ。少年時代、ジャッキー・チェンの映画に魅了され、映画小僧の道を突き進む。大学卒業後、映画宣伝代理店に入社。『リーサル・ウェポン4』、『アイズ ワイド シャット』、『マトリックス』などを担当。

2000年、スカパー!の映画情報専門チャンネル「カミングスーンTV」転職し、映画情報番組の制作を手掛けたのち、2006年、映画情報サイトの運用に従事。その後、いろいろあって、2013年7月よりCS放送「エンタメ〜テレHD」の編成に携わっている。

本ブログは、多ジャンルの情報提供を志すT-SHIRT-YA.COMのオファーを受けて、2003年4月にスタート。2007年12月にブログ化。
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